さらさらと・・・ [艶色]
くろすけは優しい目をしていじわるをいう。
自分で足を持ってごらん。
うっとりとやさしく微笑みながら、耳にささやいてくる。
そんなことできない・・・とあがらいながら、いつも言いなりになってしまう。
いうことは何でも聞くっていったでしょ。
低い声でくろすけはわたしの左耳にささやきかける。
満月の光で淡く照らされたベッドの上で、
くろすけの言いなりに足を持つ。
恥ずかしくても自分の腕の陰に隠れることもできない。
露わになったわたしをくろすけは翻弄する。
何度も達して、許しを請うけれど
許してはもらえないまま
時間の経過もわからなくなる。
気がつくとくろすけがやさしくなでてくれている。
声を出すのも億劫で、
火照った体を冷ましたくとも
水を汲みに立つこともできない。
くろすけはやさしく水を飲ませてくれる。
くちうつしに冷たい水がのどから胸を
さらさらと冷やした。
******************
満月を見に行ったあとでね・・・。
しの
2006-06-02 19:40
nice!(0)
コメント(1)
トラックバック(0)
おわったあとしのがへにゃへにゃになってるからさ。笑
あれ以来しのは頑張れば起き上がれるときでも僕が水を口移しするのを待つようになっちゃってね。起きられる?ってきくと、ぷるぷるってするんだ。かわいくてしかたない。思い出してにやにやしてしまう。
by くろすけ (2006-06-03 00:04)