Aimee and Jaguar

mioさんのところで映画の話が出てて、急に思い出したドイツ映画。

Aimee and Jaguarという女性同性愛の映画です。1999年の映画だから、まだイングランドにいたとき、くろすけと出会うずっと前(そんなときがあったと信じられないけれど)、たぶん大学のシネマシアターで見たのではないかと思います。

とにかく重い映画だったし、息苦しくなるような感じがしたのを覚えています。それでも、自分から能動的に人を愛することに目覚めるLillyに対してなんともいえない想いを抱いたのを覚えています。それを今になっていろいろということはできるけれど、まあ、なにも言わないのが華でしょう。

映画の内容については上記のリンクを参考にしていただくとして。

FeliceがLillyの目の前で連行される最後のほうのシーンでLillyがなにも言えずにいるシーンは胸が痛くなるようでした。

でも、なにより、わたしがこの映画で記憶に残っているのは、Lillyが人妻だし、子供もいるし、おまけにたいして美人でないことなんです。めがねをかけていて、おばさんっぽくて魅力的じゃなくて。なのにFeliceがありとあらゆる危険を冒してでも彼女に恋をするんです。それが今でも心に強く残っています。

日本では公開をされていないようですね･･･。Amazonでも売っているのは北米バージョンのようです。どうしよう、欧州版を買っていきましょうか、くろすけ？

わたしは永遠なんていらないわ。今この瞬間がほしいのよ。

コメント 2

うー・・英語の字幕早過ぎでついていけん・・。
でも見たいなー・・。迷
by くろすけ (2007-11-27 16:49) 

重いんだよねー･･･ナチ、ホロコースト、同性愛、友情、愛情、裏切り、人間の弱さ･･･みたいなのがてんこ盛りでね。原作もいいって聞いているので読んでみようと思ってるんだけど。

とりあえず、買おうか？

しかし、この映画とっても有名なのに、なんで日本で公開されなかったんでしょう。ま、消費文化のルールに従っただけでしょうけどね。
by しの (2007-11-27 17:37)