Better than Chocolate

わたしはチョコレートがそんなに好きではありません。でも、チョコレートって媚薬の役割を果たすらしいので、セックスってよくチョコレートに例えられるみたいです。


この映画は1999年の作品。ストーリーもごくごくありがちで、最後にみんながハッピーになるあたりは、アメリカ人の好きな現代のおとぎばなしって感じです。

同性愛については軽く触れられているのですが、それよりもセックスというものの大切さとか、性の表現に検閲が入っていることについてとか、そういうほうに重点が置かれてるかなあ。いろんなことが起きるんだけど特に社会問題みたいな構えた感じで描いていないところに好感が持てました。バイブレーターや性欲の取り扱いもとってもオープンでポジティブ。

はじめのほうで主人公の二人がボディーペインティングをするシーンがあります。たぶん、イブ･クラインの真似。お互いの体に絵の具を塗っていったり、そのままキャンバスの上をごろごろってしたりするシーンが官能的でよかったです。出来上がりを見て、わたしもくろすけとしたいなあ、とか思いました。

健康で抑圧されてなくて明るくて。軽いコメディーで金曜日の夜にワインを飲みながら見るのにちょうどいい感じの映画でした。



YouTubeで見れるみたいです。よろしければどうぞ。

しかし、こういう映画を見ていて思うんだけど、この人たちはいったいどうやって生計を立てているんでしょうね。ライラは仕事をしてるみたいだけど。

コメント 2

ボディーペインティング・・僕はそっちのほうの趣味（芸術的な意味でね・笑）はないんだが・・・しのは上手そうだよねー・・。
でも確かにしのの背中に羽を書いたりするの楽しそう。
しかし、いちゃいちゃしてる間に車をレッカー移動されてるくだりは、なぜが他人とは思えませんでした。。笑；

さてしごとしごとー・・人生の大部分は仕事だよねー・・。
by くろすけ (2008-05-25 15:18) 

ボディーペイントは楽しそうだよね～。はじめはチョコレートクリームを塗ってんのかとおもって、ちょっと甘すぎ…とか思ってたんだけど。

車のレッカー移動って…。駐車禁止を何度もとられているくせに。笑。

この映画は、同性愛の女の子達って言うよりは、お母さんの話なんだなーって思いながら見ていました。

しごと…(してません。笑)。
by しの (2008-05-25 21:34)