本当にどうでもいいこと。 [くだらないたわごと]
いま話題(?)のラストフレンズについて思ったことがあるので書きます。
でも、ラストフレンズが大好き♪って人が読んだらムカつくかも。一応、Health Warningです。
小説とかドラマとか見てると、たいていのものが型にはまってるな~って感じがします。まあ、そういう型にはまってないとストーリーとして認識しにくいとか(だからロシアアバンギャルド小説なんかは意味不明って思っちゃったりするんだろう)あるんでしょう。そういうわけなので、ナラティブとして整理される前にリアルタイムで語られる掲示板の香ばしい出来事なんかを他人事として読んでいると、本当に事実は小説よりも奇なりだなあとか思います。
まあ、そういうリアルタイムで語られる日常に限りなく近い形のドラマとして「ソープ」っちゅうものがあって、人気のあるものだと50年とか続いてんですよね(BBC Radio4のソープのアーチャーズは毎日15分でそのくらい続いてる…笑)。ソープはそのときそのときの社会現象の中で問題になってるものを小さなコミュニティーの中に無理やり組み込むのがお約束なので、同性愛、性的虐待、デートレープ、不倫、暴行殺人、マルチ商法、などなど、ありとあらゆるものが詰め込まれていることでも有名です。いま話題のL Wordもソープです。見てないからこれに関してはなにも言えん。ただ、ソープというだけでわたしは見る気がまったくしないんだけど。そうです。わたしはソープ差別主義者。笑。
それに対して、日本のドラマっていうのはたいてい12回から24回できっちり終了してくれて、そこに起承転結のあるストーリーがあるのでみてもいいかな~って気がします。まあ、ほとんどの場合は同じ時刻にTVの前に座る、というのが嫌で見ないんですけど。
が、海外にいると、ほら、YouTubeで見ればいいやって思うので、時間関係なしに自分の見たいときに見れるんですよね。そういうわけで、NANAも見ちゃったし(笑)、ゴクセンも見ちゃったし。というわけで、ラストフレンズも見ています。
でもさ、これはあちらこちらで言われてるけど、絶対にルカは幸せになれないし、ミチルと結ばれることもないよね。なんでそう思うのかなあ、と思って考えてみたら。
ラストフレンズって白雪姫と話の構造が似てるんです。
ミチル=白雪姫
ルカ=白馬の王子様
ミチルのDV旦那(名前覚えてない)=白雪姫のお母さん
シェアハウスの住人=七人の小人
で、白雪姫は七人の小人に助けられて王子様に救われるんだけど、その王子様が女だったので結ばれないよ、悲しいね、みたいな話なのかな。お姫様と結ばれない王子様は話の盲腸みたいな存在になるので死んでもらうしかないから、ルカは死んじゃうって思っちゃう傾向が強いんでしょうね。死なないまでも、ミチルの前からは完全に消える(よくある手段は海外に修行に行くだ。笑)。
そういうわけなので、いま、わたしは、海辺で魚を買ってアパートに帰ってきたミチルがドアの前にたたずむやせた髪の毛の短い人を発見して、くさい演技で顔をくちゃあとさせて、O脚内股でその人物に走りよって
「ルカ!」
と叫ぶ海が光る、なんていうどんでん返しの最終回を期待しています。
たぶん、毎週見ちゃう理由は、ルカがかっこいいからでもなく(くろすけに比べりゃすっぽんだぜ)、ミチルがかわいいからでもなく(好みではありません。ヘにゃへにゃしすぎ)、七人の小人の個々のストーリーには興味があるけどその辺でもないですね。ましてやすばらしい作品だとか、演技がすばらしいとかありえんし。自分がナラティブの型から想像した結末に落ち着くという予定調和的満足感を味わいたいという気持ちと、もしかしたら自分が想像しているように予定調和を裏切ってくれるかもと期待していて自分の先見の明のすばらしさを自己満足的に味わいたいからという気持ちの両方が見ている理由だと思います。
…要するにどっちに転んでも、自己満足ができることがわかっている安全パイの話だから見てるんだな。
くろすけは仕事が大忙しです。わたしも試験期間中なのでなかなか更新できないし、いつもお邪魔しているブログも読み逃げしててごめんなさい。拝見させていただいて、うーむ、とうならされたり、楽しい気持ちにさせていただいたり、幸せな気持ちをおすそ分けしていただいたりしています。
でも、ラストフレンズが大好き♪って人が読んだらムカつくかも。一応、Health Warningです。
小説とかドラマとか見てると、たいていのものが型にはまってるな~って感じがします。まあ、そういう型にはまってないとストーリーとして認識しにくいとか(だからロシアアバンギャルド小説なんかは意味不明って思っちゃったりするんだろう)あるんでしょう。そういうわけなので、ナラティブとして整理される前にリアルタイムで語られる掲示板の香ばしい出来事なんかを他人事として読んでいると、本当に事実は小説よりも奇なりだなあとか思います。
まあ、そういうリアルタイムで語られる日常に限りなく近い形のドラマとして「ソープ」っちゅうものがあって、人気のあるものだと50年とか続いてんですよね(BBC Radio4のソープのアーチャーズは毎日15分でそのくらい続いてる…笑)。ソープはそのときそのときの社会現象の中で問題になってるものを小さなコミュニティーの中に無理やり組み込むのがお約束なので、同性愛、性的虐待、デートレープ、不倫、暴行殺人、マルチ商法、などなど、ありとあらゆるものが詰め込まれていることでも有名です。いま話題のL Wordもソープです。見てないからこれに関してはなにも言えん。ただ、ソープというだけでわたしは見る気がまったくしないんだけど。そうです。わたしはソープ差別主義者。笑。
それに対して、日本のドラマっていうのはたいてい12回から24回できっちり終了してくれて、そこに起承転結のあるストーリーがあるのでみてもいいかな~って気がします。まあ、ほとんどの場合は同じ時刻にTVの前に座る、というのが嫌で見ないんですけど。
が、海外にいると、ほら、YouTubeで見ればいいやって思うので、時間関係なしに自分の見たいときに見れるんですよね。そういうわけで、NANAも見ちゃったし(笑)、ゴクセンも見ちゃったし。というわけで、ラストフレンズも見ています。
でもさ、これはあちらこちらで言われてるけど、絶対にルカは幸せになれないし、ミチルと結ばれることもないよね。なんでそう思うのかなあ、と思って考えてみたら。
ラストフレンズって白雪姫と話の構造が似てるんです。
ミチル=白雪姫
ルカ=白馬の王子様
ミチルのDV旦那(名前覚えてない)=白雪姫のお母さん
シェアハウスの住人=七人の小人
で、白雪姫は七人の小人に助けられて王子様に救われるんだけど、その王子様が女だったので結ばれないよ、悲しいね、みたいな話なのかな。お姫様と結ばれない王子様は話の盲腸みたいな存在になるので死んでもらうしかないから、ルカは死んじゃうって思っちゃう傾向が強いんでしょうね。死なないまでも、ミチルの前からは完全に消える(よくある手段は海外に修行に行くだ。笑)。
そういうわけなので、いま、わたしは、海辺で魚を買ってアパートに帰ってきたミチルがドアの前にたたずむやせた髪の毛の短い人を発見して、くさい演技で顔をくちゃあとさせて、O脚内股でその人物に走りよって
「ルカ!」
と叫ぶ海が光る、なんていうどんでん返しの最終回を期待しています。
たぶん、毎週見ちゃう理由は、ルカがかっこいいからでもなく(くろすけに比べりゃすっぽんだぜ)、ミチルがかわいいからでもなく(好みではありません。ヘにゃへにゃしすぎ)、七人の小人の個々のストーリーには興味があるけどその辺でもないですね。ましてやすばらしい作品だとか、演技がすばらしいとかありえんし。自分がナラティブの型から想像した結末に落ち着くという予定調和的満足感を味わいたいという気持ちと、もしかしたら自分が想像しているように予定調和を裏切ってくれるかもと期待していて自分の先見の明のすばらしさを自己満足的に味わいたいからという気持ちの両方が見ている理由だと思います。
…要するにどっちに転んでも、自己満足ができることがわかっている安全パイの話だから見てるんだな。
くろすけは仕事が大忙しです。わたしも試験期間中なのでなかなか更新できないし、いつもお邪魔しているブログも読み逃げしててごめんなさい。拝見させていただいて、うーむ、とうならされたり、楽しい気持ちにさせていただいたり、幸せな気持ちをおすそ分けしていただいたりしています。
このドラマ、どんどんつまらなくなってきましたね。
「ルカ、病院行くぐらいの勇気とネットの検索力があれば此処に辿り着けるでしょう!」とテレビに向かって叫んでおります(笑)
ものすごーく客観的に見て楽しんでいる私です。
>ルカがかっこいいからでもなく(くろすけに比べりゃすっぽんだぜ)
激しく同調します!ルカとsaiだって、堤燈につりがねだぜ!
by yu (2008-05-29 00:10)
> yuさん
本当につまらなくなってきましたね・・・。やってることが幼すぎで、中学生の恋愛みたい…。
携帯を変えるとか着信拒否とかできるだろうし、今はDVなんかもよく知られてるんだから市役所に行くとかね…。まあ、こういうドラマの中では主人公がしてはいけないバカなことをするのがお決まりだしね…。しかし、見てていらいらする(笑)。
ほんと、お互いかっこいいパートナーがいて幸せですよね~。
by しの (2008-05-29 04:52)