パスタベーク

部屋の整理をしたり、掃除をしたり、荷物が入っていたダンボールをくろすけの部屋に積み上げたり(笑)。ゆっくりとふたりの生活に慣れています。




くろすけは今ものすごく忙しいです。なので仕事から帰ってくるのもけっこう遅くなります。が、帰ってきたらビール飲んで終わりってわけじゃなくて、その後も自宅で仕事を続けるわけです。この手の職種は仕事の終わりというのがなくて、常に常に仕事を続けなければいけないのでたいへんだなーと思っています。

なので、くろすけが帰ってくる時間に合わせてパスタベークを作っていました。だってオーブンレンジを買ったんだもーん。そりゃもちろん、オーブンとグリルとレンジが別なのがいいですよ。しかし、大家族でもないし、大きなパーティーのホステスをしなきゃいけないような状況もないだろうし。パンを焼く趣味もないし、あーだこーだと料理に関してこだわりがあるわけでもないので。自分が美味しいと思うものが食べられればいいんだもーん。

安いとはいえ、オーブンレンジは賢いんですね。時間じゃなくて温度で温めの設定をするんですね。これだとたしかに温めすぎとかそういうことがないからいいんだろうな。しかし、温度で出来上がりが決まるからあたためるときにガラスとかシリコンの蓋が使えなくて、ラップを使わないといけないんだけど。ラップってレンジで温めるのはあんまりよくないんですよね～…。

それ以上に不満なのはこれだけたくさんの機能が付いていながら｢仕上げ時間の設定｣ができないこと。

わたしが持っていたオーブンは日本の家電製品に比べれば無骨でいろんな機能も付いていなかったけど、タイマーはきちんと付いていました。そしてタイマー機能で一番大事なのは｢仕上げ時間の設定｣です。例えば、お客様が来るときには午後のうちに仕込みをしておいてオーブンに入れて仕上げ時間をディナーを食べる時間に設定するわけ。そうすると、お客さんが来てから台所でがたがたしなくても、ゆっくりと一緒にお酒を飲みながら話したりできるわけですよ。

例えば、出かけるときもあらかじめオーブンに入れておいて帰ってくる時間に仕上げ時間を設定しておけば、疲れて帰って来てから料理をしなくてもいいんです。

なんだかなー。

はっきりいって、料理なんて毎日していれば自分で時間や温度の設定なんかがわかってくるんだから、マルチメニューの設定なんて要らないんですよね。それよりも仕上げ時間の設定のほうがずっとずっと台所の支配者としては大事なんです。料理ができない男の人が製品開発をするからこういうことになるんだろうかね～…。


そういうわけなので、くろすけが帰ってくる時間がわかっているのでそれにあわせてスイッチを入れる時間を気にしないといけなくて疲れました。

こういう小さな日常生活における違いがストレスになるんですよね。レタスとかキャベツの巻きが甘いとか、ジャガイモがまずいとか。肉は骨付きじゃないとか。チキンの丸ごとが売ってないとか。牛乳が低温殺菌のセミスキムじゃないとか。食パンのスライスがばかげて分厚いとか(薄いスライスをカリッと焼いたのがすき)。

そんな風に文句をいっていたらくろすけが低温殺菌のセミスキムの牛乳を探して買って来てくれました。すごくうれしかったです。紅茶が美味しくて本当にうれしかった。

コメント 2

あえて『思いやり』とか、そんな言葉じゃなくて、
全部でなくてもいい、ただ一つのことだけど、
相手の喜ぶ顔が見たい…って思ってしてくれたことが
本当に嬉しくって…。

そういうことが、きっと幸せに繋がっていくんだろうな～って思いました。

くろすけさん、お忙しいんですね。
寒くなってきているし、お体にはお気を付けくださいね。
もちろん、しのさんも！

ところで、『パスタベーク』って何ですか？
話の流れからいくと、『焼いたパスタ』？？？とか勝手に想像してます＾＾；
by 綾 (2008-10-31 19:47) 

>　綾さん

どんなことでも相手がわたしのことを考えてしてくれたことってうれしいです。本当にそういううれしさをかみしめて大切にすることで幸せになるんだろうなーって思います。

くろすけ、めちゃくちゃ忙しいです。今週でその忙しさも一段落すると思います。でも、仕事と人生がイコールで結ばれるようなものなので、忙しさが終わっても仕事を常にし続けなければいけないことにはかわりがないんですよねー。大変だなーって思います。

パスタベークっていうのはイギリス料理(笑)で、パスタにソース(ホワイトソースでもトマトソースでもOK)をかけてチーズをかけてオーブンで焼くものです。イタリア人が聞いたら叫びだしそうな料理です。グラタンみたいなものかな？
by しの (2008-11-05 12:32)