洋梨の赤ワイン煮と絶品ファッジ

ラフランスをたくさんくろすけのお父さんからいただいて、腐らせずに食べきることができそうにないので赤ワイン煮にすることにしました。




イングランドで友人が作ってくれたもので、とろりとした歯ざわりと赤ワインと洋梨の味の組み合わせとその色が本当にすばらしく美味しいデザートです。詳しい作り方はこちら。

くろすけも美味しいと気に入ってくれてちょっとうれしい。それで昨夜は洋梨の赤ワイン煮をくろすけの実家に届けに行ってきました。

昨日はイングランドの湖水地方のお店に注文をしていた荷物が届きました。一つはオーブンバッグというナイロン袋。耐熱なのでオーブンで使用できます。肉をローストするときなんかこれに入れてオーブンに入れれば肉も乾かないし脂でオーブンの中も汚れないし肉汁もきっちりと使えるという優れものです。日本でも売ってるのかな？　見つからないので注文をしていました。ついでにそのお店では湖水地方のペンリスという村で作られている絶品のファッジも売ってるんです。最近マスコミが騒いでいる｢生キャラメル｣みたいなもんですかね。

ずいぶん前に湖水地方の友人に頼まれごとをして、そのお礼にもらったのがこのファッジを知るきっかけになりました。甘いものは余り好きじゃないんだけど、このファッジはバターの塩味と新鮮な牛乳の味が絶妙でうっとりしてしまいます。


無骨な箱。20年前から変わっていません。たぶんはじめて作られた1900年の初頭から変わってないんだと思います。

中には

こんな風な大きな板状のファッジが二枚はいっています。これを包丁で切って食べるんですが、包丁を入れたときの手ごたえがなんともいいんです。さくっと歯が通るんですが、その時に生乳の結晶(いいチーズなんかにも入っているシャリっとしたもの)が気持ちのいい抵抗感を生んでいます。

ところどころに見える白い斑点は生乳の成分が結晶化して｢目｣になっているところです。こういう風に目ができるのは新鮮で上質の生乳を使っている証拠です。


そして切り口。ほろっと崩れるようで、シャリっとした生乳の結晶の気持ちのいい歯ざわりがあり、それでいて口の中で滑らかにとろけていく村の十八娘の肌のような舌触り。湖水地方の山の豊かな自然にはぐくまれた牛から取れる牛乳の濃厚な味わいと、バターの塩味が残すさわやかな後味。

こういう美味しいものをくろすけと一緒に食べられるって幸せです。本当に。

コメント 4

うまそうですじゃ
by へろーめ (2008-11-12 20:54) 

>　へろーめさん

すごいうまいですよ。
by しの (2008-11-12 23:38) 

きゃ～赤ワイン煮すごく美味しそうです
りんごも作ってみようかな☆

by りんご (2008-11-13 12:19) 

>　りんごさん

赤ワイン煮は簡単で美味しいですよ。オーブンがなければコンロでひたすら煮ればいいんです。是非作ってみてくださいね～。アイスクリームや生クリームを添えて食べるとたまらんです。
by しの (2008-11-14 11:56)