新幹線通勤 [筋腫日記]
12月の初めの金曜日に診断をされ、週末に考えて、月曜の朝一で病院にもう一度行きました。今度は手術の話もあるのでくろすけにも一緒に来てもらいました。
その総合病院は婦人科についてのみ当日に早いもの順に時間の枠を予約できます。また、一日の患者数も決まっているらしく、遅くに行くと枠が残っていなくてダメなこともあるようです。病院に行った後で出勤をしたかったので、とにかく朝一番の枠が取りたい。自動再診受付は朝の7時からなので6時半くらいから人が並ぶんだろうな~と予想。そうすると、その日は朝5時半に起きねばならない・・・。
わたしはどうにもこの朝に診察の順番を取らないといけないという日本の多くの病院の状況になれることができません。そりゃ、町の内科とかならわかる。でも、総合病院でしょ。なんで完全予約制にしないの?診察を受けるためにだけ、バカみたいに朝早く起きなきゃいけなくて長時間並ばなきゃいけないなんて、おかしくね? それで、病院に行くとそういう風に並んでる人たちってどう見ても元気でなんでこういう人たちが総合病院に来てるんだ、とイライラする(このあたりの福祉施策については内情そのほか知っているので言いたいことはたくさんあるが割愛)。そうじゃなかったら、たかが風邪で病院に来てる人とか・・・。家で寝てろ、と言いたくなる。
朝6時半に病院についたら、もうロビーは人でいっぱい。あれは、なんなんでしょうね。病院には、特に総合病院などのおおきな病院には必要がなければいかない、という倫理感をしっかりと訴えたい、とか思ってしまう。
そして、7時に受け付けが始まり無事に朝一番の枠が取れました。が、今度は9時まで待たなきゃいけない。家に帰るのも微妙に遠いし、近くのファミレスで朝ご飯を食べつつ時間をつぶすことになるけど。なんというか、この時間の無駄はどうなんだろう。わたしはたかが子宮筋腫だから体に負担がかかるとかないけど、がんの患者とか心臓弁膜症の人とかも同じ扱いだとしたら、医療としてはどうなんだろう?とか考えてしまいます。
ファミレスの朝ご飯はおいしかったから満足しましたけど。
そして、9時に病院に戻り診察。まず、わたしだけが診察室に入り、手術について煮詰めることになったらくろすけを呼ぶことにしました。
医師に週末考えたけど、やっぱり手術を前提としてなるべく早い時期に手術を受け4月には通常業務に戻れるスケジュールを組みたい、と話しました。
「わかりました。じゃあ、別の病院を紹介しますので。MRIもそちらで受けるということになりますね」
転院ですか?
「ちょっと大きさ的にうちでは無理かな、と」
・・・そんなに大きいの?(だって、子宮筋腫全摘出の症例はたくさんあるってHPに書いてあったよ~。)
「○○病院に紹介状を書きますので、そちらに行ってください」
その病院は地域医療支援病院だわ。そんな大きなところじゃないとダメなんですか。
「そのほうが安心ですしね」
あ、でも、その病院知ってる。その病院のほうがうちから近いわ。国道○号線と△通りの大きな交差点のところにある病院ですよね。
「ごめんなさい。わたし、このあたりの土地勘がないんですよ。新幹線で通勤してきているので」
・・・。
「それじゃ、○○病院は紹介状のみの完全予約制なので、今日の午後2時までには紹介状をファックスで送っておきますので、電話予約受付に電話をして予約を取ってくださいね。今日はそれだけです」
ありがとうございました。
そういうわけで、診察室を出ると、くろすけが待っていて、どうなったの?これから手術の相談するの?というので、○○病院に転院になった、と話すとちょっと拍子抜けをしていました。
ちなみに、前回はエコー検査や血液検査をしたので診察料金は10000円超え。今回は紹介状のみなので750円。
とりあえず、転院となったものの、そのほうが安心して手術を受けられるようだし、実はくろすけの職場がその病院のすぐ近くだったりするので、それでよかったような気がします。医師が地域医療支援病院で治療を受けたほうがいいと判断するのであればその通りなのでしょう。しかし、単純な子宮筋腫なのに・・・なんだかちょっとびっくりです。
わたしが自分の治療について判断する際には、治療法が確立していること、または新しい治療法であればきちんとした論文が発表されている(査読付きのメジャーな国際雑誌や学会に発表されている、みたいな)こと、のどちらかを満たしていることが条件です。
子宮筋腫というキーワードでググったりすると、「正しい治療法を知ってほしい。摘出しなくても治療はできます!」と謳っているところがヒットするけれど、わたしは自分ではそういう病院は選ばないかな。「太古の」「自然の」「命の力を生かして」などのキーワードは避けます。あくまでも科学的(すなわち追証可能な)方法を選びます。
それから、内科的な治療なら個人病院でもいいけれど、手術という侵襲的かつ不可逆な治療をする際には「ユニーク」な治療をする個人病院にもいかない、かな。
でも、これらはわたしが選ぶ基準であって、人によって違うと思います。医者任せではなく、自分である程度調べて納得のいく治療を選ぶことが大事だと思います。自分が望むことと医学的に可能な範囲を医師と一緒になって判断をしていくようにしていきたいものです。
その総合病院は婦人科についてのみ当日に早いもの順に時間の枠を予約できます。また、一日の患者数も決まっているらしく、遅くに行くと枠が残っていなくてダメなこともあるようです。病院に行った後で出勤をしたかったので、とにかく朝一番の枠が取りたい。自動再診受付は朝の7時からなので6時半くらいから人が並ぶんだろうな~と予想。そうすると、その日は朝5時半に起きねばならない・・・。
わたしはどうにもこの朝に診察の順番を取らないといけないという日本の多くの病院の状況になれることができません。そりゃ、町の内科とかならわかる。でも、総合病院でしょ。なんで完全予約制にしないの?診察を受けるためにだけ、バカみたいに朝早く起きなきゃいけなくて長時間並ばなきゃいけないなんて、おかしくね? それで、病院に行くとそういう風に並んでる人たちってどう見ても元気でなんでこういう人たちが総合病院に来てるんだ、とイライラする(このあたりの福祉施策については内情そのほか知っているので言いたいことはたくさんあるが割愛)。そうじゃなかったら、たかが風邪で病院に来てる人とか・・・。家で寝てろ、と言いたくなる。
朝6時半に病院についたら、もうロビーは人でいっぱい。あれは、なんなんでしょうね。病院には、特に総合病院などのおおきな病院には必要がなければいかない、という倫理感をしっかりと訴えたい、とか思ってしまう。
そして、7時に受け付けが始まり無事に朝一番の枠が取れました。が、今度は9時まで待たなきゃいけない。家に帰るのも微妙に遠いし、近くのファミレスで朝ご飯を食べつつ時間をつぶすことになるけど。なんというか、この時間の無駄はどうなんだろう。わたしはたかが子宮筋腫だから体に負担がかかるとかないけど、がんの患者とか心臓弁膜症の人とかも同じ扱いだとしたら、医療としてはどうなんだろう?とか考えてしまいます。
ファミレスの朝ご飯はおいしかったから満足しましたけど。
そして、9時に病院に戻り診察。まず、わたしだけが診察室に入り、手術について煮詰めることになったらくろすけを呼ぶことにしました。
医師に週末考えたけど、やっぱり手術を前提としてなるべく早い時期に手術を受け4月には通常業務に戻れるスケジュールを組みたい、と話しました。
「わかりました。じゃあ、別の病院を紹介しますので。MRIもそちらで受けるということになりますね」
転院ですか?
「ちょっと大きさ的にうちでは無理かな、と」
・・・そんなに大きいの?(だって、子宮筋腫全摘出の症例はたくさんあるってHPに書いてあったよ~。)
「○○病院に紹介状を書きますので、そちらに行ってください」
その病院は地域医療支援病院だわ。そんな大きなところじゃないとダメなんですか。
「そのほうが安心ですしね」
あ、でも、その病院知ってる。その病院のほうがうちから近いわ。国道○号線と△通りの大きな交差点のところにある病院ですよね。
「ごめんなさい。わたし、このあたりの土地勘がないんですよ。新幹線で通勤してきているので」
・・・。
「それじゃ、○○病院は紹介状のみの完全予約制なので、今日の午後2時までには紹介状をファックスで送っておきますので、電話予約受付に電話をして予約を取ってくださいね。今日はそれだけです」
ありがとうございました。
そういうわけで、診察室を出ると、くろすけが待っていて、どうなったの?これから手術の相談するの?というので、○○病院に転院になった、と話すとちょっと拍子抜けをしていました。
ちなみに、前回はエコー検査や血液検査をしたので診察料金は10000円超え。今回は紹介状のみなので750円。
とりあえず、転院となったものの、そのほうが安心して手術を受けられるようだし、実はくろすけの職場がその病院のすぐ近くだったりするので、それでよかったような気がします。医師が地域医療支援病院で治療を受けたほうがいいと判断するのであればその通りなのでしょう。しかし、単純な子宮筋腫なのに・・・なんだかちょっとびっくりです。
わたしが自分の治療について判断する際には、治療法が確立していること、または新しい治療法であればきちんとした論文が発表されている(査読付きのメジャーな国際雑誌や学会に発表されている、みたいな)こと、のどちらかを満たしていることが条件です。
子宮筋腫というキーワードでググったりすると、「正しい治療法を知ってほしい。摘出しなくても治療はできます!」と謳っているところがヒットするけれど、わたしは自分ではそういう病院は選ばないかな。「太古の」「自然の」「命の力を生かして」などのキーワードは避けます。あくまでも科学的(すなわち追証可能な)方法を選びます。
それから、内科的な治療なら個人病院でもいいけれど、手術という侵襲的かつ不可逆な治療をする際には「ユニーク」な治療をする個人病院にもいかない、かな。
でも、これらはわたしが選ぶ基準であって、人によって違うと思います。医者任せではなく、自分である程度調べて納得のいく治療を選ぶことが大事だと思います。自分が望むことと医学的に可能な範囲を医師と一緒になって判断をしていくようにしていきたいものです。
posted by しの at 2012-01-08 23:43
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