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はじめての共同作業 [かなりふまじめ]


結婚式なんかに行くと、お決まりのケーキカットがある。あれがどうも苦手。自分がするんじゃないんだけど、




「それでわぁ、しんろーとしんぷの、はじめてぇの

共同作業ですっ」




などど、気取った司会が言うと、テーブルの下にもぐりこみたくなったりします。






くろすけと一緒に過ごしていてとても楽しいです。何をしているわけじゃないんだけど。




ある朝、くろすけが




「薪をわろう」




と言いました。わたしがこの冬、安心して暖かく過ごせるくらいたくさん薪を割ろう、と。




わたしは電動撒き割り機を持っています。それを組み立てようとふたりで勇んで小屋に付属の掘っ立て小屋に行きました。が・・・。




ねじが一本足りなくて組み立てができません。




そこで、くろすけが斧を使って割ってくれる、と。




わたしは一度、斧で挑戦して、あまりの重労働にあっという間に薪割り敗北宣言をしたことがあります。でも、くろすけはそれを楽しみにしていたようで。




まずは、古くて腐りかけている木で薪割りに挑戦。くろすけはけっこうさくさくと割っていきます。




そして、次に、今年の春に切った木で挑戦。苦労しつつも何とか一部を割り離すことに成功。




ここで、わたしもじっと見ていることができなくなって、やらせてもらうことに。気合を入れて斧を木に打ち込みます。




そこで、斧が木にはまって動かなくなりました。木も斧ともろとも持ち上げて打ちつけようとしましたが、重くて持ち上がらない。うーむ、と考え込んでいると、くろすけが。




斧の後頭部にはげしく蹴りを入れました。




木がめりめり・・・と割れ始めます。そこで、斧が木からはなれたので、もう一度その割れ目に向かって斧を打ち下ろし。はまったところで、くろすけがもう一度、斧の後頭部に見事な蹴りをかまします。




そして、無事に薪が割れました。




はじめての共同作業・・・。








こんなかんじに直径が30cmくらいの輪切りの木を割りました。




これを元に戻そうとすると、ジグソーパズル並みに難しい・・・。あーでもない、こうでもない、と言いつつ、何とか元のように並べられました。







しかしながら、このスピードで手作業で薪を割っていると、腰がやられそうなので、明日、電動まき割り機を組み立てようと思っています。




                                                       しの


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