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他人の空似 [かなりふまじめ]


以前、くろすけと中華街の「よしもと水族館」に行った。




わたしは水族館は好きだとか、泳いでる魚の調理法を考えるとか、海がめのスープの話で盛り上がったとか、うつぼに恋をしたとか、まあ、そういうこともあったけれど。




そのとき、わたしはとても不思議な感覚を経験していた。




さかなクンというひとがこの水族館の研究員であちらこちらにその人(さかな?)の似顔絵や写真が出ているのだが、その人に惹かれて惹かれてしょうがない。




そのあとも、意味もなくさかなクンの顔を思い出したりする。




え、これって恋?




なーんて思っていたのだが。




今日、くろすけの写真を見ていて急にわかった。




このひと、くろすけにそっくり。




目元なんか、もう、生き写し。






↑この人。




世界には自分にそっくりな人が三人いるというけれど。

ほんと、にてるわ~。




そっか、わたしはさかなクンに恋をしていたのではなく、くろすけの面影を求めてさまよっていたのね。




今度、くろすけに魚型の帽子をかぶらせてみようっと。






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つけたし(1月29日22時)




実はくろすけはジュリエット・ビノシュにも似てる。ことに「イングリッシュ・ペイシェント」のはじめのシーンでトラックの後ろに揺られてうっとりと何かを見てるときの目なんか、そっくり。




この写真も、激似。







ビノシュ、きれいよね。ほんと。すてき。




…しかし、ということは…




さかなクンとジュリエット・ビノシュも似てるってことか???

がびーん。


ありがとう [追想]


あれは、10月のはじめ。であって二度目に一緒にいたとき。




翌日、成田から発つことになっていたその日、用事があって出かけなければいけなかった。それで、くろすけがわたしに朝ごはんをつくってあげる、といって卵をゆで始めた。




しばらくしたら台所からくろすけが出てきて




「卵、割れちゃった…しのの朝ごはん…」




と、情けない声を出した。




お湯の中で卵は割れて、その割れ目から白身をほとんどすべて噴出していた。お見事、という感じ。




「沸騰したお湯に卵入れるんでしょ?」

「え…。水からゆでたほうが…」

「そうなんだ…しくしく。しのの朝ごはん…」




そうやってしょげてるくろすけがなんだかかわいくて、ちょこっとキスをした。ちょこっとだけ。出かけるので珍しく化粧をして口紅を塗っていたので。


くろすけの後姿 [好き]


下の記事でくろすけが書いている新宿事件(勝手に事件になっちゃってるし。笑)。




新宿で友達と会うものの、帰りの時刻がラッシュと重なるので(って言うか、5時以降って最終まで電車が混み込みなのはなぜ?)、電車で帰れないよ~っていうわたしをくろすけが迎えに来てくれたのです。わたしは東京の地理は一切知らないし、日本のラッシュも経験がないし。耐えられん。




あの時、改札の中からくろすけの後姿が見えた。




くろすけの後姿がわたしは大好き。ちょっと前かがみになっていて、肩幅が広くて、それでいてほっそりとやわらかくて。それから腰の細さも。




その後姿に呼びかけたけれど、もちろん声が届くはずもなくて、くろすけが雑踏に消えていってしまったとき、もう会えないかも知れない、なんて一瞬思ってしまって(絶対にその可能性がないとはいえない。いつでも姿が見えなくなったとき、二度と会えないかも知れない可能性は内包されている)、泣きそうになった。友達が一緒にいたから、冗談で紛らわしていたけど、一人だったら泣いていたかもしれない。




そのあと、くろすけの単車の後ろに乗って、くろすけの背中を抱きしめながらたどる家路が幸せで。寒くても。




込んでいる道に立ち往生をする車の間を抜けて単車を操るくろすけがかっこよくて。




途中には思い出深い場所もたくさんあって。その度、地名を大きな声で言ったりして。




あのまま静岡まで走っていってもよかったかもね。




なんていいつつ、焼肉屋にたどり着いて炭火で凍えた手を温めるおっさんな二人でした。


待ち合わせ [追想]


僕は普段ほとんど公共交通機関というものを使わない。繁華街を出歩くこともあまりない。

東京に住んでもう二十数年になるにもかかわらず、新宿駅で友人と待ち合わせるときに「ハチ公前でいいかな?」というと、本気で云っていると思われるほど。




そんな僕が、今年の初めにしのと新宿駅で待ち合わせをした。




しのは他の友人と会う約束をしていて、新宿駅で待ち合わせるのにどこがいいか、と聞くので、南口の改札の花屋の前しか僕は知らない、というと、花屋なんてわからない・・といって、しのはネットを使って待ち合わせ場所を探し始めた。それで結局「ルミネドトール前」で待ち合わせることにしたらしい。そして僕にもそこへこいという。

まあ不安はあるけれど、ルミネの中にはドトールが一軒しかないとしのが言い張るので、僕も子供じゃないんだし、なんとかなるだろう・・ということになった。




当日ネットでそのドトールの場所を調べようとすると、新宿駅にはルミネとルミネ2があるらしい。激しく不安になりながらも、まあ南口近辺らしいので、頑張ることにする。というか、しのも僕も携帯電話を持っていないので、そこに行くしか道は残されていないし・・。

バイクで新宿駅へ到着すると、南口の前は工事中でバイクを止められない状態になっている。またもやつのる不安・・。結局東口へバイクをとめ、迷いながらなんとか南口へはたどりついた。しかしどちらのルミネを探してもドトールがない・・。時間はどんどん過ぎていく・・。東口のルミネ?を探してもドトールがない・・。警備員さんに聞くと、インフォメーションカウンターへ案内された。そこで、ルミネ内ではなくて南口にあるドトールのことじゃないかといわれ、しのをうらみつつ今度は南口をうろうろする。外を歩いても中を歩いてもやっぱりドトールはない・・。まさか京王線の方なのだろうか・・いやしかし・・・。泣きそうになりながら、駅員さんに聞いてみよう・・と思って改札口をみると、改札口の中で

しのが飛び跳ねている。




ああ、遅いから電車で帰ろうとしてたのかな・・と思いつつ、改札ごしに近寄ると




「ごめん、ドトール改札の中だったのー」




・・・・・うぇーん・・・。






ということがありました。

しのが日本で暮らすようになったら、携帯持たせるんだ・・・。


もえるごみ・・ [かなりふまじめ]


メッセンジャーで、しのと会ったころの僕はバリバリ働いてたのに今はすっかり冬眠中、というはなしをしていました。



く:前は仕事してなかったら生きててもしかたないくらいに思ってたし。

し:しのがいなくなったらまたそうなる?

く:今は、しのがいなくなったら生きててもしかたないと思う。仕事してても埋まらないよ。

し:いなくならないけどー。お酒飲んだら死ぬんだったら飲まないし。

く:いなくならないでね。

し:うん。

く:捨てないでね・・

し:捨てないけど。

こういう会話は重くていやっていうひともいると思いますけど、うちはあんまり重くなく会話してます。もちろん本当にそう思っているからいうんですが。捨てないでと云いつつもお互いが自分の足で立てる人間だという安心感があるからかな?そういう現実を受け入れつつも、依存関係を確認する、一種の「プレイ」なんだと思います。

し:いちおう、ゴミの日はいつになるのかだけ聞いておいていい?

 :資源ごみA?B?ぷらごみ?燃えないごみ?食えないごみ?

く:箱に入れて捨てるなら資源ごみB。資源ごみAは、箱なし。

 :たぶん・・もえなくはないと思う・・

 :萌え・・

 :萌えないごみ・・

し:萌えるごみって・・フィギュアとか出すのかな。しののぱんつとか。

く:しのが壊したローターは絶対萌えるごみ。

↑突然元気に。




今回しのが来るのでローターが欲しいだろうと思って買っておいたのですが、ひとつきの滞在の間に動かなくなってしまいました。いつも長時間使うので・・。
そういえばはじめてしのにローターを買ってあげてからちょうど一年くらいたちます。その間にすっかりイケナイ子に・・v<うれしい


ひどいこと [かなりふまじめ]


くろすけはとってもとっても我慢強い。わたしが少々噛み付いても、




「いて・・・」




と小さな声で言ってじっと我慢をしている。




わたしが勝手に一人でおいしいものを食べていても、ちらちら~って感じで見て、しゅん…として我慢をしている。




なんというか、いじめ甲斐がない感じ?




ちょっとかなり悔しい。




それで、あるとき言ってみた。




(以下の会話のための予備知識: くろすけは単車中型免許持ってます。わたしは、中型免許を免許センターで飛び入りで取ってそれを現地の免許に書き換えて限定解除になっています。で、日本の免許は持っていません。ちなみに、免許は持っていてもわたしは単車にはもう何十年も乗っていません←わたしはいったい何歳なんや…)




しの: 「5年くらいして、くろすけと一緒に日本に住むことになったら教習所に通って限定解除の免許とろうっと。それでスズキのカタナに乗るんだ」




くろすけ: 「ええ~、そ、そんなひどいこと…!」






よし。




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さらに追記 byくろすけ

僕が免許を取ったときは大型の免許は教習所では取れなくて、僕は6回ほど府中の試験場に通った経験あり・・。そしてスズキのバイクが好き。バリバリ伝説では秀吉派・・。


その切れ長の目で… [好き]


PCの電源コードが帰ってきたので、くろすけと仲良くメッセンジャーでおしゃべりをしています。




昨日はくろすけはわたしが作りおいておいたお好み焼きを電子レンジで解凍して食べていました。それで食べてるところの写真を送ってきてくれたのですが。




ものすごくまずそうに食べてるんですけど。




くろすけ: 「うまく撮れないんだよねー」

しの: 「そうなの?」

く: 「もうさー、何枚も撮って、うまくいかなくて、きーってなるよ」

し: 「わかるわかる」(心の声: わたしはよく自分で写真を撮ってくろすけに送るから知ってるよ。くろすけはめったに送ってくれないけど。だから今頃になって自分で自分を撮るのは難しいとかいってんだよな。うん。)




それで、くろすけが送ってくれた写真を見ていていると、アングルがどうも下からっぽい。ほかに送ってきてくれた写真もそんな感じ。




し: 「ちょっと上からのアングルで撮るといいよ」




そうしたら、しばらくしてくろすけの写真が送られてきました。




くろすけは目が大きいです。ものすごくでかい。はじめてあったときにもびっくりした。しかも二重。その切れ長の目で流し目っぽく見られるとくらくらします。




送られてきた写真は、まさにその流し目写真。




し: 「きゃー。きゃー。やーん」

く: 「わざとらしくない?」

し: 「いっつもこんな感じだよ。やーん。こんな風に見られるとぽわーんってしちゃう」

く: 「えへへ」

し: 「杉良太郎の流し目で見られてぽわーってするおばさんと一緒」




いやー、ほんとに、五木ひろしとか森進一とか杉良太郎がいいって言うおばさまがたの気持ちがわかったわ。うん。


無事になんとか。 [業務連絡]


空港のホテルに忘れたノートPCの電源コード、やっと届きました。




これでやっとくろすけと楽しくメッセンジャーでお話ができます。ほっとしました。くろすけとメッセンジャーで話せなかったこの二日、本当に寂しかったです。




ホテルの部屋を出るときに、確認したつもりだったんだけどな。なんで気がつかなかったのか、本当にどんくさい、わたしのばかばかばかー。




まだ時差ぼけで、頭がぼやけています。




とりあえず、すごく寒いので、1時間あたりの電気代が2円しかかからないハロゲン電気ストーブを買ってきたのですが、これが明るいです。ものすごく明るい。部屋の電気が必要ないくらいです。これって一石二鳥ってやつなんでしょうか。


あわてんぼう・・ [業務連絡]


無事自宅にたどり着いたしのですが、パソコンの電源コードを空港のホテルに忘れてしまい、オンラインへ戻ってくるのはもう少し時間がかかる模様・・。




もー、しのってしっかりしてそうにみえて結構おっちょこちょいなんだよなー。


おかえりなさい。


今日しのを空港まで送ってきました。

しのは明日の朝には自分の国へ着いて、自宅へ戻るのはそれからさらに一日かな。

片付けなどしながらさみしくてしかたないです・・。はやく一緒に暮らしたい。

相手の存在の大きさを定期的に確認できるというのは遠距離恋愛の良い点なのでしょうか・・・。




今度しのが来る前に僕がしのの方へ行けたらいいけどな・・。


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