寝てる。 [好き]
昨日、横浜の中華街で楽しい一夜を過ごしたあと(ハルヤマさん、snowさん、ありがとうございました!)、ゆっくりと帰ってきました。
中華街にたどり着くとき、狩場で高速を降りたあたりから迷ってしまい、ヘルメットの風防をあけ(ものすごく顔が寒い)、大声でわいわいとしゃべりながら何とか目的地にたどり着きました。もし、昨夜、単車に乗ったうるさい女二人組を横浜市内で見かけられましたら、それがわたしたちです。
帰路、くろすけと知り合う機会を間接的にですが作ってくださったある方のお墓を外国人墓地におまいりしました。そして、港の見える丘公園に行きました。
港の見える丘公園は、1年半前、くろすけとはじめて1ヶ月を過ごしたあと、わたしが日本を発つ直前に二人で一緒に行ったちょっとした思い出があります。あの時は、もう会うこともできないだろうし、一緒にいることなんて不可能だと思っていました。
いろいろとあったけれど、今でもこうして一緒にいられることが本当にうれしいです。
1年半前、わたしがした落書きがまだ残っているのを見つけました。そして、同じ水飲み場に同じ猫が水を飲ませろ、と座っていて。ちょっと賢く水飲み場の飲み口から直接飲む方法を覚えたようだけど。
それから、日向ぼっこをして。くろすけの単車に二人で乗り、迷子になりつつ、大声でわいわいとあっちだこっちだと騒ぎながら帰ってきました。
帰ってきてから、山菜おこわを炊き、おにぎりにして冷凍。肉じゃがもたくさん作って5食分冷凍にしました。たくさん作ったつもりですが、たいした量にはならないものです。
荷物もつめました。
明日、成田に向けて出発し、明後日、発ちます。
今、くろすけは隣でぐうすか居眠りをしています。
わたしは今夜中に「バリバリ伝説」を読んでしまうつもりです。
昨夜 [業務連絡]
昨日の夜、記事をあげてから、例の男性に会ってきました。
ちょっと関係を説明します。
くろすけが本気で付き合っていた人と疎遠になりつつあり、その男性がくろすけが自分のものになると確信をしていたときにわたしが登場をし、くろすけに彼との別れを決意させたのです。だから、彼にするとわたしは「ライバル」ということになるんじゃないかと思います。たぶん。
で、つまらない男でした。卑屈な笑い方と人の顔色を伺い見る落ち着かない目。一番嫌いなタイプです。そのくせ、自分の劣等感をえらそうにものをわかったように話すことで隠して、「ものわかりのいい」「人の話を聞く」「立派な人物」のふりをする人。
くろすけの仕事に対する態度を批判することにわたしが同意をするように稚拙なレトリックを仕掛けた質問をしてきたり(「あなたがいて幸せで仕事が手につかないようなので、あなたからもがんばれって渇を入れてやってくださいよ」)。そうして、自分の共犯者に仕立てようとする。
目が会うと微妙な笑い方をして、自分がセクシーでわたしが誘惑されるとでも思っているのでしょうか。
わたしは少々胸元の開いたTシャツをきていたのですが、視線が乳にばっかり行ってましたし(笑)。
そして、わたしの仕事に関連して迎合するような発言。それと正反対のことを以前に言っていたのを知っています。そして、そこにくろすけが鋭い突込みを入れ、おたおたと口ごもり、自分の底の浅さを露呈して。
途中でうんざりしたので、くろすけの横顔をじーっとみていました。目元とか、鼻筋とか、きりっとした眉毛とか。
そうだね。くろすけがこんな程度の人に心を動かすはずがありません。(お前はどうなんじゃ、という突っ込みは無視します。笑)
でも、本当に不思議です。わたしの元夫もそうでしたが、なぜ、自分が偉くて賢くて正しくなければいけないのでしょう。なぜ、女性がそうではないことを指摘すると男性はあんな風にイラつくのでしょうね(って一般論化しちゃいけないのかもしれないけど)。
くろすけに突っ込まれて、いらいらしつつも、目の前にいるわたしを誘惑する気満々なので、必死で我慢している様子が滑稽でした。そして、わたしに対して優越感を持ちたいので余裕を見せたくてね。
わたしですか?
わたしはですね、わざと京都弁ではなしつつ、うふん、って笑いかけながら時々彼を見つめてあげました。それで、最後に彼の視界の隅に入っているところでくろすけにキスをしておきました。
あはは。わたしが最低やね。
これから [業務連絡]
これからくろすけがわたしと知り合うころに付き合っていた男の人と会ってきます。いまだに仕事上の関係がある例の人です。
詳しい事情はめんどくさいので書かないけど(笑)、いろいろと向こうが「不自然でないきっかけ」をかなり不自然に作ってきたのです。会わずにいることもできるんだけど。
わたしは会ってみたいんですよね。
その男の面が見たいわけでもないし、何かを言ってやりたいわけでもないです。
でも、その人と話をするくろすけが見たいのです。どんな声で、どんな顔をして話すのか。いったいどんな風にinteractionをするのか。
その人はつまらない男です。そして、くろすけがもっと本気で付き合っていた人にはそんな風な嫉妬はまったくないのに。なぜか、この男の人にはものすごく嫉妬をしてしまいます。
くろすけが好きだったわけでもない相手。単に付き合っていただけ。今でも仕事上の関係があるだけの相手。
その男性と会うことで自分の嫉妬の源泉を見つめたいのではないかと思います。そして、それは、わたしの自信のなさに依拠していることはうすうす気がついているのです。くろすけが愛しているのはわたしであり、その人とはまったくなんでもなかったのだと、自分をその男性の前に座らせて比べて、勝ちたい…。
そんなちんけな自意識とばかげた嫉妬を心のうちに抱えて、これから会ってきます。
あ、くろすけも一緒に来てくれるけど。
鞍馬のお代官様 [好き]
くろすけと週末に旅行に行きました。
基本的にはわたしが友達に会うのにくろすけを引きずり回した形になるのですが。でも、狙いは、京都でわたしにとって思い出深いいろいろな場所にくろすけを連れて行くことです。
まずは、「わびすけ」。そこの「いもねぎ定食」を食べ。イノダ本店でコーヒーとナポレオンパイを。両方ともまったく変わっていなくて感激でした。
四条木屋町のソワレにも行きました。
泊まったのは鞍馬です。
鞍馬はいろいろと思い出深いところです。さらに、鞍馬に行く出町柳から出ている叡電が大好きなのです。あのローカルさ、生活に寄り添った感じが好きで。くろすけと一緒に乗りたかった。
せっかくだから、温泉もあって、お料理も会席が出るところがいいなーって選んだ旅館。鞍馬駅のすぐ前のところです。とてもいいところでした。お料理もおいしくて。温泉も大浴場ではないけれど、入る時間を決めておくと貸切になるようにしてくださったので、くろすけと二人でゆっくりと。泡踊りとかパイ摺りとかしていました(笑)。
どんな感じかなー、気持ちいいかなー?って好奇心で満々の二人。ちょっとちょっとやってみようよーって感じで。なかなかいいもんでした。
そして、部屋が!
普通の客室ではなくて、本館の二階のたぶん、宴会なんかに使う10畳二間続きの部屋で。はじめに通された部屋で、お食事やお薄をいただいたのですが。隣の部屋との隔てのふすまを、からり、と開けると。
隣の部屋には布団が敷かれているー。
しの: 「おおー。お代官様と越後屋しちゅえーしょーんー!」
くろすけ: 「あー、もうー。しのはー。すぐ興奮してー」
し: 「いいじゃんー。お代官様ごっこしようよ~」
くろすけもなんだかんだいって乗ってきます。
く: 「越後屋、お前も悪よのう…むふふ」
し: 「いえいえ、お代官様にはかないません。このように用意してございます…」
などなど遊んでいると、くろすけが聞いてきました。
く: 「で、村の生娘はどこ?」
し: 「ええとー、いないからー…」
く: 「ええー、いないのー? それが楽しいのにー」
くろすけ、文句を言います。
し: 「あ、だからさ。ほら、お代官様と越後屋でさ。
『このように用意をいたしました、お代官様』
『越後屋…良いのか…』
『お代官様…え、越後屋は、もう、ずっとお代官様を…』
『み、みなまで言うな、越後屋。わしもそなたを…』
『ああ…お代官様…』
『え、越後屋…かわいいぞ…』
って感じでどう?」
く: 「やだ」
********************************
もちろん、ちゃんと仲良くしましたよん。
普段あえないから、こうやって一緒にいるときに仲良く仲良くできることって本当にうれしい。
いまはくろすけの部屋に帰ってきて二人でネットしたりお酒飲んだりしてまったりしています。すっかりくろすけの部屋が自分の家になっていて、
「はぁ~。やっぱり家がいちばんええわ」
って、人間の保守傾向を丸出しにしているわたしです(笑)。
大名盛り [ちょっとまじめに]
1月3日は僕の両親+弟を招待して近所の蟹料理屋へ行きました。
目的は大名盛り(ズワイガニ、毛蟹、タラバガニのまるゆで)と蟹さし。
僕と父親は二日酔いで体調が悪くその日は落ち着いて飲めそうな予感・・。<父親似・・・
しのはすっかりくろすけ家の雰囲気になじんで、無口に蟹をつついたり、父親に「ひめ」とか呼ばれてお酌をされたりしています。酔って真っ赤になったしのはとってもかわいくて父親もうれしそうでした(普段はひとりだけ赤くなって母親にばかにされているせいかもしれず)。
しのにレモンをしぼってもらう僕は「甘えてないで自分でやれ」とか両親につっこみをうけてうれしかったり。両親は僕にぴったりの連れができてほっとしている様子(笑)。その横でしのはくろすけ弟にきのこが安く買えた感動を熱く語っとるし。帰り際に「彼女においしいもの食わせてやれ」と言われて小遣いをもらったので、明日からの京都旅行ではお土産を買って帰らねば。
うちの場合はあらたまって同性愛であることを両親に告げたりはしていませんが、しのが大事な「連れ」でそのうち一緒に暮らすつもりであることは話してあります。(そもそも同性愛というよりしのが好きなだけだし)。ものごごろついてからずっとかわいい女の子のはなしが僕の好む話題だというのもあり、僕の周囲(両親、友達、職場にいたるまで・笑)は僕が女の子をつれて歩くことをごくごく自然に受け止めてくれています。おんな好きとはいっていたけどほんとだったんだねー、という感じで。あとは、恋愛以外のところでも僕はハチャメチャ好き放題人生を歩んでいるので、周囲も多少のことでは驚かなくなっているというのもあるかも・・。
あ、でも18歳のときに父親と同じ年の彼氏ができたといったときにはうちの両親は蜂の巣をつついたような騒ぎっぷりだったな・・・。おっさんよりはかわいい女の子のほうがいいと思っているのかもしれん・・。
寝正月です [かなりふまじめ]
しのは離婚訴訟やら新しい仕事やらで疲れていたのもあってふたりで(<あれ?)のんびりとお正月を過ごしています。
ふとしのの座っていたあとを見ると
き、きのこが生えてる・・!!
近所のマルエツでレジの横で売っているきのこを衝動買いしてくるしの・・。
狭い部屋になにをふやしているのやら・・・。笑
今日の晩御飯。 [ちょっとまじめに]
中華ちまき
スモークサーモン
海草サラダ
僕たちがふたりでいる時に料理をするのはほとんどしのです(僕は片付け係)。
しのが疲れているときには僕が作るけれど僕のレパートリーはお茶漬け、雑炊(市販の雑炊のもと使用)、チャーハン(市販のチャーハンのもと使用)、インスタントラーメン、くらいしかありません・・。
しのは料理が好きかつ上手です。
僕がそばにでも入れようと買っておいた(しかしそばをゆでる手間を惜しんで半年くらい放置されている・・)山菜の水煮の瓶詰めをみておもむろにもち米やら鶏肉やらを買ってきたと思ったら、なんと中華ちまきを作ってしまいました!すごい!まさか僕の部屋でそんなものが作れるとは・・。
外で食べる中華ちまきよりも甘くなくてとってもおいしい。
スモークサーモンだって、袋からそのまま食べるのではなくてちゃんとお皿に盛られてドレッシング(みたいなもの・・)やらねぎやらかかっています。
この感動をいつまでも忘れないように後片付けに励もうと思います。
指輪を買いに [好き]
昨日の記事でくろすけがちらっと書いていますが、元旦は指輪を買いました。
くろすけが年末に手袋をなくしてしまったので手袋を買いに近くのショッピングセンターに行き、たまたまあったジュエリーコーナーでとても親切な店員さんがいて、いろいろと見せてくださったのです。その中で気に入ったデザインが二つありました。
ひとつはシルバーで模様もなにもなく真ん中が少しへこんでいる感じの(鼓型とでもいうのでしょうか)もの。
もうひとつは、やはりシルバーでシンプルに一筋線が入っているデザインで、少し厚みがあるもの。サイドに文字が書いてあり、ブルーダイヤが埋め込まれています。
最近は、リングの内側とかサイドに小さなダイヤなんかを入れるのがはやっているのかなー…。
とりあえず、二人のサイズがあることを確認。
くろすけの指は実にほっそりしていてきれいな指です。それに対してわたしの指ときたら。力仕事に向いている感じのぶっとくてぷくぷくとよくお肥えになっている指です。それでサイズが大きいのよね…。女性向けのファッションリングだと時々サイズがなかったり。
とりあえず、サイズがあることがわかったので、いったん売り場を離れてトイレ休憩。それでどちらにするかを決めようといいつつ、スウェーデンの公衆便所は長いベンチに穴がたくさん開いている形でたくさんの人と一緒に行く「連れション型」らしいとか、中国とか共産ソ連の公衆便所はスパイ行為なんかの取り締まりのために個室には二つ便器があったらしいとか、これからのウォシュレットの課題はいかに乾かすか。ちょっと待て、ウォシュレットは洗った後に拭くのか、拭いてから洗うんじゃないのか。洗ってから拭くに決まってるだろう。なにを言っているんだ、それならべたべたうんちの時にきれいに洗えないかもしれないぢゃないか。君、なにを言っているんだね、君はウォシュレットを使ったことがないんだろう、あれはなにせ日本の最先端技術だからね、君の住んでる国にはそんなものはないだろう。馬鹿にしちゃいけないよ、ウォシュレットの概念はアラビアの国に昔からあることは、君、文化人類学の基礎の基礎知識だよ。…。
と、まあ、脱線をしまして。
くろすけは鼓型がわたしにとても似合っていた、といっていました。くろすけにはどちらも良く似合っていました。線が入っているデザインのものは、飾ってあったときにはなんかつまらないデザインに見えたのですが指につけるときれいだし、地金のシルバーもこちらのほうがきれいだったのです。
そういうわけで、線が入っている指輪をおそろいで買いました。
くろすけの手です。
なんか、ちょっとくすぐったくて照れくさいです。
あけましておめでとうございます。
今年はしのと一緒に迎える幸せな新年でした。
しのは二日酔いでつらそうでしたが・・。
今日は夕方から活動をはじめて近所のデパートへ手袋を買いに行ったところ、アクセサリー売り場でちょうど二人の気に入ったデザインの指輪を見つけ、新年早々にペアリングを購入しました。僕は指輪をつけるのは生まれてはじめてなので、かなり変な気分です。
今年もたくさん喧嘩したり仲直りしたりするんだと思います。
ぼちぼちやっていきます。