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中性的なボーイッシュ [好き]

coochinさんのこちらの記事にコメントで熱く語ろうと思っていたら、どうしても投稿ができない~。ときどき、外国のIPアドレスからだとはじかれちゃうことがあるので、そうなのだと思いたいです(涙)。嫌われてたらどうしようとか、いまだに乙女(殴ってください)のように、よよ・・・と悩むしの、40間近、バツいち子持ち昆布の永遠の17歳です。


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自分が現在置かれている状況が同性愛であるとはっきり意識をしたのはくろすけと付き合いだして半年位でしょうか。その辺、わりとのんきです。


そのときに、くろすけがボーイッシュであることに軽い抵抗を覚えました。異性愛の中で自分に男に対するアンチテーゼとしての女のとしてアイデンティティーを押し付けられたことに抵抗していたはずなのに。自分でその二元論にまた自分を閉じ込めようとしているのか、って。


それと自分がボーイッシュになりたいとあこがれていたとか、そういう微妙な嫉妬心もあったんだと思います。なれずにおっさんに成り果てていまにいたります。


まあ、だから、くろすけがボーイッシュでもわたしはおっさんだし、ちょうどいいじゃないか、と、納得しています(しちゃいかんか?)。


で、くろすけはボーイッシュで小顔で目が大きくて。バイクに乗るときに黒い革ジャンを着て、かつてわたしが乗馬のときに使っていた黒い皮製の脛のプロテクター(Half chapといいます。こんなの)を着けて、バイクの横にたたずんでいたりするのを見ると、萌え萌えです。


そういうくろすけが、ときどき急に女の子に戻る瞬間というのがあり、わたしはそれを愛しています。なんていうのかな、冷たいジュースを首筋に急に押し当てられたときに発する小さな悲鳴とか、恥ずかしがるときに「ばかばかばか~」って言いながらぽかぽか殴ってくるしぐさとか。かわいいのぉ(←おっさん。笑)。


ボーイッシュ、中性的、といってもそれはアセクシュアルなんじゃなくて、両方の性が危ういバランスで成立しているが故のものだと思うんですよ。二つの相反するものが混在している色気、と申しましょうか。決して女性の否定でもなく、男性への傾きでもなく。そういう二つのものが危うくバランスをとって成立しているところにものすごく色気を感じるのです。ヘルマフロディトスの魅力。だから、ボーイッシュといってもそれは男の子らしさじゃなくて、過剰な女臭さのなさとしてのボーイッシュ。


そのバランスがきれいにとれているときの中性的な感じも魅力ですが、そのバランスが崩れる瞬間に現れる混在するものの片鱗を垣間見るのもたまらないです。


 


・・・と、熱く語ってみました。笑。


そして、わたしも、おっさんおばさん(日本に帰るとついついおもいっきりテレビを毎日見てしまう・・・)の両方をバランスさせて、ヘルマフロディトスの魅力を磨きたいもんだ、なんておもいます。おっさんとおばさんの両性具有なんて嫌ですか。そうですね。すみません。


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