砂丘に行く。 [好き]
BBSでちょこっと書きましたが、昨日は砂丘に行ってきました。
わたし達のことですので、計画をしていったわけではなく、買い物に行って天気がよかったので砂丘に行ってみようかって感じでした。だから当然カメラも持っていなくて写真が取れずに悔しい思いをしました。
くらげがたくさん落ちていたり、タイドプールに小魚やえびなどがたくさん泳いでいたり。砂丘の汽水湖側にはウサギがたくさんいたり。
17時過ぎに砂丘に着いたのですが、ぐるっとあるいて車に帰ってきたときには21時を過ぎていました。いつまでも明るいので時間が経つのに気がついていませんでした。
今日も天気がいいので、砂丘にもう一度行くことにしました。18時半に息子を迎えに行く約束をしていたので、16時半の満潮に合わせて砂丘に行きました。残念ながら今日は半月なので一番潮が低い日で汽水湖にたっぷりと水が入ってくる様子が見れませんでした。次回はきちんと潮を調べて大潮のときに行きたいものです。
この砂丘は河口にできた砂州の先端です。そして、砂州の内側は汽水湖になっています。汽水湖は浅くて貝や小魚の生息地になっていて、アフリカと北欧を旅する渡り鳥たちの絶好の中間休息地になっています。かわいらしい千鳥たちが小石の間をあるいていました。
砂とは不思議なものです。風にあわせていろいろなパターンを作るのですが、どのくらい乾燥しているか、粒の大きさの違いがあるか、貝殻などがどのように砂に混じっているか。ほんのちょっとの条件の違いで大きくパターンが変わります。スフィンクスみたいなのもあったり。
ふたりでいろいろと見ながらゆっくりと砂丘を歩きました。砂丘の低い部分は高低差がほとんどないため、潮が満ちてくるときに人間が走る速さよりも早く入ってくるので干潮のときにあまり遠くまで出てはいけないこと、などくろすけに説明をしていました。
でも、砂丘って本当に面白いです。海と砂と川と風。
本当は月のない夜に来ると星が落ちてくるくらい見えるし、満月の夜には蒼い月の光でほかの惑星に行ったみたいになるんだけど。
くろすけが言いました。
「しの、ここにあんまり一人できちゃだめだよ」
「うん。なんで?」(海の怖さはよく知ってるよ??)
「ずるいから」
砂に洗われて淡い東雲色になった貝殻。
楽しかった。