惚気もたまには・・ [業務連絡]
本日もしのからの荷物が届きました。
今日の内容物は某クラブチームのオフィシャルユニフォームです。
このクラブチームのスポンサーの名前が僕の研究分野と関連しているので、研究室でのスポーツイベントの際に是非着たい、といったら、しのが買ってくれました。
このユニフォームを買ってくれた日、しのは落ち込んでいました。
はなしを聞くと、オフィシャルショップで1万いくら出してユニフォームを買ってくれたそうなんですが、そのすぐあとで量販店に子供サイズが2千円くらいで売っているのを見つけてしまったらしいです。
僕も値段を気にして買い物するひとなので、そのときのしののショックはよくわかります。
じゃあ、オフィシャルユニフォームは返品でいいんだよ?
というと、しのが「返せない・・・」と。
何故かって、オフィシャルショップの店員さんに散々のろけてしまったそうです。笑
「彼女がxxの研究をしてて、このユニフォームに一目ぼれしちゃったのv それで、これからはこのユニフォームを着てチームを応援するわv」
「なんだって、それは素晴らしいね!日本のチームも良いチームだよ。ワハハ」
なんて会話のあとに返品はできないよねー。
しのを不憫に思う一方、そんなところで惚気られてうれしい僕でした。^^
くろすけ、ただいま浮気中。 [業務連絡]
「野村監督が解説をしてるから」
そういって、いそいそとスカイプを切ってくろすけは行ってしまいました。
わたしよりも、あんなくそじじいがいいの?!・・・なんて怒ってみるもの楽しい今日この頃。
で、どうですか。わたしと野村監督、どっちがいい女ですか?(・・・不毛な質問だ・・・)
そのとき、時が動き出した。 [オトナのどうぐ]
むかし、むかし、あるところにくろすけさんとしのさんがいました。
ある夜、くろすけさんは夜遅くまでおきていました。しのさんはベッドで白河夜船。ぱちぱちと勢いよく燃えていた薪も燃えつき始め、夜も更け行く頃、くろすけさんは仕事を放棄して、「不思議な少年」を読んでいました。
「あーあ。仕事をしてると時間ってたつのが遅いのに、漫画読んでると時間ってすぐに過ぎちゃうよな」
さて。くろすけさんは怖がりです。初めてしのさんと一緒にひとつき過ごしたあと、飛行機に乗って遠いお国に帰るしのさんに
「飛行機の中で読むといいよ」
と言って「八墓村」と「犬神家の一族」の漫画をあげました。飛行機から降りたら捨てていいから、と。事実はこの怖い話が自分の部屋の中にあると思うだけでくろすけさんは夜に怖くて寝れなかったりしていたそうです。
そんな怖がりのくろすけさんなので、「不思議な少年」も十分に怖い話だったようです。
この中の時を越えさまざまな時代に降り立つプラトンの話を読んでいたときです。時刻は深夜3時を回った頃だったでしょうか。
突然、頭の上からカタカタカタ・・・とかすかな物音が聞こえてきたそうです。なんの音かと思って見上げると・・・
ネコ温度計ハロウィーンスペシャル [業務連絡]
いろんなバージョンがあります。何度もリロードしてみちゃった。そして、スクリーンキャプチャをしようとがんばるわたし。こうもりがなかなかうまくキャプチャできなくて。サイバーワールドのワイルドライフフォトグラファって感じよ。
安心感 [業務連絡]
10月26日に無事に離婚に関する合意が成立しました。すべての手続きは12月20日までに済ませることになっています。その日を持って正式な離婚の成立となるようです。
そのときのわたしの気持ちはネコ芋のほうに書いているのですが。
たぶん、今の気持ちを言葉にすると「安心感」というのが一番だと思います。
もうお皿を洗っているときに音を立てるとため息をつかれることもない。「こうしたほうがいいんじゃないの?」と軽く提案をすると自分のやり方を批判してバカにしていると怒られることもない。友達と会ってもひとりの時間を持ったと責められることもない。ひとりであるニュースの第一報をたまたまTVで見てしまっても、いつもわたしだけ面白いものを見ていると、ずるい、と批判されることもない。
そういうごく当たり前のいま自分が送っている日常をこのまま続けることができるんだ。
そういう安心感。
だから、離婚が成立してうれしいのですが、それはシャンペンを抜いてクラッカーを鳴らすようなうれしさじゃなくて、日向でしみじみと緑茶を飲みながら隣で寝ている猫を撫ぜたいようなうれしさです。
それから、離婚の合意に関して、わたしが譲歩をした形になったのですが、それはフェアーだと思うんですよね、客観的にみて。それをフェアーだと思える自分にちょっとびっくりしているのです。でも、これって、ふつうの人間なら当たり前にフェアーだと考えると思うんです。
モラルハラッサーと暮らしていて、自己評価が底を突き破って地獄に落ちていっているような状態だと、フェアーな譲歩でも、「これはわたしがやっぱり取るに足りない人間だからだ」って勝手に人間失格の烙印を押してしまったり、「認めてほしいのに認めてくれないなんて・・・ひどい・・・」って落ち込んだりするんです。
要するに、わたしの精神状態はモラルハラスメントをされていない「普通」の人の状態に回復しつつあるってことです。
それが一番うれしいかな。
裁判が終わりました。 [業務連絡]
そのうちにしのも記事にするかもしれませんが。
あともう一回くらい裁判所に行かないといけないのではないかと思っていたのですが、意に反してすんなり?と終わりました。
あとは事務的な手続きを残すのみで、元旦那さんとは経済的にも縁がなくなります。
なんだか、これからのしのとの生活が俄然現実味を帯びて感じられています。
しっかりしなければ、と気が引き締まる一方で、新しい職場の近くの公園でしのとお弁当を食べたりすることを想像して顔は緩みまくっていたり(笑)。
なによりもしのから肩の荷が下りたことがよかった。
口調も軽そうだし、これからのこともいろいろと考えられるようになったようです。
一緒に暮らすまでにはまだ時間が必要だし、その間にまだ右往左往すると思いますが、これからもよろしくお願いします。
ソーラン節 [触れる]
しのと会ったはじめのころ、しののことをまともに見ることができず、ずっとその肩を見ていた。
彼女はいつも洋服をひっかけるように着るので、白い肩が目に触れて、どうしてこのひとはこんなに無防備なんだろうかと思いつつドキドキした。
今回、しのが浜松を発つ最後の夜も、僕はしのの肩を見ていた。
その日の夜は、さすがにお酒を飲んで寝てしまうのがもったいなくて(今回はしのが疲れていたので夜はいい雰囲気になる前に寝てしまっていた)、お互いの体温を感じていたくて、しばらくテレビをつけたまま、しのの背中をなぜ、つま先に舌を這わせたり、ふとももに顔を埋めたりしていた。
触れていられるだけで幸せで、しのの感触を覚えておきたかった。
そうしているうち、性行為のためというよりは、そういった理由で中指をしのの中に沈め、しのの肩の動きがすこしずつ大きくなるのをじっと眺めていた。きれいな白い曲線が小さく、大きく、上下する。少しずつ可愛い声も漏れ聞こえてくる。
・・・と、
視界の端に赤いものが映った。テレビの中で派手な衣装をつけた歌手がなにやら歌をはじめるようで、なにを歌うのかな、と思って視界の端にとどめてると、
ヤーレンソーランソーランソー
・・・・・。
orz...
しの・・しのだって、まだテレビの音が気にならないほどは行為にのめり込んでないよね?と思いつつ、僕はしのの肩に顎を乗せて、しのの耳にそっと囁いてみた。
・・・ソーラン節うたってるね・・・・;
・・・くくく・・
・・・こんなわけで、二人で笑いがとまらなくなってしまい、最終日の夜はあっさりとテレビに敗北してしまったのでした。シクシク・・・
よりによってソーラン節だなんて・・(涙)。
カニに目を奪われる。 [好き]
しのの好きな食べ物は、基本的にとっても庶民派です。
たこ焼き・お好み焼き・焼き鳥・アジの刺身・・・。
そんなしのですが、カニが大好きなんです。
去年の暮れには、僕が弟とふたりで近所の蟹料理屋へ行ったのをずるいずるいと大騒ぎし、正月にはくろすけ両親+弟を呼んで蟹の大名盛りを食べる会を開いたのでした(ふたりだと大名盛り食べきれないので)。
思えばそのときも、はじめに写真撮るとか云っていたのに、大名盛りが運ばれるや否やしのは黙々と身を取り始め、そんな暇はなかったのでした。
今回浜松では、しのと「たきや漁」なるものに挑戦したのですが、浜名湖の魚介類をモリでつついたあとは、船頭さんがいかだで獲物を調理してくれるのです。
エビのてんぷら、さよりのてんぷら、なんとかいう魚のてんぷら、タコのてんぷら・・などなどを食べているうちに、茹で上がったカニがでてきました。
さっそくしのが手を伸ばします。(僕からはちょっと遠いところにザルが置かれていた)。
「あちっ」
「まだ熱いからもうちょっと冷めたら食べれるでー」<船頭さん
僕はそれを聞いて、もうしばらくてんぷらをつつくことにしました。こちらもまだ熱々です。
でも、しのがてんぷらをつつく気配がありません。
ふとしのをみると、カニに目が釘付けです(笑)。
そして10秒置き位にザルに手を伸ばしては「あちっ」となっています。
てんぷらもすごくおいしいのに、しのは「ちょっと」も待てないらしい(笑)。
そんなしのを見ながら僕は萌えーとなっていたのですが、そんな僕の姿もしのの目には入らないようでした(笑)。
最終的には、もうしばらくカニは・・というほどのカニを食べることができて大満足でした。ね?