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重曹スプレー [れしぴ]

夏は何がいやって、汗でべたべたになること。汗の不快さもあるし、汗のべたべたで体感温度も上がるし、いらいらするし、本当に不快。特に、あごの下から胸元にかけての汗はどういうわけかドロドロと脂っこくて、ほこりを吸着するのか、不潔感と不快感で集中力がなくなってしまう。うちの職場、7月まで空調入れないし、夏でも28度設定で室温は30度前後あるんです。リーダーが熱中症で倒れたこともあるんだよ。

一度でいい、空調強すぎて寒いわ、なーんて夏の職場で言ってみたい!

とにかく、汗拭きウェットティッシュは夏には欠かせない持ち物になっているのです。

しかし、市販の汗拭きはあまり好きでないのです。変な「さらさらパウダー」とか、夏には体感温度を高くするだけの「保湿成分」なんかが入っていて、使った瞬間のみ気持ちよくてそのあとは肌が使用前よりもべたべたするのが嫌。変なにおいが付いているのが嫌。しかもお高い。

去年は手拭いを職場に持って行っておしぼりを作って使っていました。でも、首の下の脂っこい汗はおしぼり程度ではあんまりさっぱりしない。全然ダメ。それに、使い捨てではないので、足とか脇の下とか拭くのにやっぱり抵抗がありました。一日ゆすぎながら使っていても、不潔感もあるし。

なので、今年は不織布ガーゼ(非滅菌)を買って、そこにアルコール30%~50%くらいの水道水とアロマオイルでも染み込ませて自作の汗拭きウェットティッシュを作ろうと思っていました。

そう思っていた時に、Yomiuri Onlineの赤星たみこのコラムで知った重曹スプレー。良さげなので試してみることにしました。アルコールで脱脂するよりも肌への負担は少なそうな気がします。

彼女はセキス酸ソーダ使ってたけれど、近くで売っていなかったので重曹を使用。

ドラッグストアの薬品棚で炭酸水素ナトリウムを発見。ハッカ油も発見。これで材料はそろいました。しかし、掃除用洗剤の棚で重曹を発見。薬品棚の炭酸水素ナトリウムは600円弱で掃除用の重曹は200円弱。量は掃除用が倍。

迷わず掃除用をチョイス。この辺は自己責任。

スプレーボトルに50ml水道水を入れて、重曹をさじ2杯、ハッカ油につま楊枝のとんがっていないほうを1㎝位つけて水にちょんちょんと付けて。これをよく振って使いました。重曹が多いほうがよく効くような気がしたのです。しかし、大間違い。重曹がもわもわと肌、特にどういうわけか手のひらに残ってしまってダメでした。

さじ一杯に減らして作り直すといい感じ。

いい感じだけど、ハッカ油はもちろん分離しているので使う前によく振らなければいけないのは、面倒くさい。

そこで、5mlの無水アルコールにハッカ油のついたつま楊枝を突っ込んで溶かして、アルコール10%の溶液に重曹を溶かしてみました。いい感じ。

ちなみに重曹は塩用のさじを使って量っています。たぶん、小さじと同じ量だと思う。

持ち運び用のスプレーボトルを入れるジップロックはスプレーの大きさにあわせて底の部分をシールして切り詰めました。こういう時にも役に立つ真空パック器。

使わないままからからに乾いていたメイク落としウェットティッシュが入っていた箱に不燃布ガーゼに重曹化粧水を染み込ませて入れました。これは職場用。不織布ガーゼは12.5x12.5㎝の四つ折りで首や腕、胸元、脇の下まで十分ふける大きさ。20枚に150mlの重曹化粧水を染み込ませています。

ウェットティッシュが乾くことが心配なので、ジップロックに入れて、取り出し口としてスリットを作りました。

今回のハッカ油入り重曹化粧水にかかった費用は以下の通り。

重曹(掃除用) 600g 199円
ハッカ油 20ml 598円
不織布ガーゼ 200枚 780円 (底値は480円)

無水エタノールは家にあったし、スプレーボトルやウェットティッシュ箱も家にあったものを再利用。あれこれ考えると、ウェットティッシュ20枚が100円くらいでできた計算になるかな?


*********
試行錯誤の結果、

水90ml
アルコール 10ml
重曹 小さじ1
ハッカ油 少し

がいい感じです。

重曹水を含ませたお手拭で手をふくと、驚くほど油が落ちました。ピザ食べてるときには最高。台所の掃除にも使えて便利。

油汚れが落ちるのは、重曹が油を中和するわけではなく、アルカリ性の重曹が酸性の油と反応して性質が変わるかららしいです。確かに、油を中和ってわからんよな。








posted by しの at nice!(1)  コメント(0) 
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