よこがお [触れる]
覚えているのは横顔ばっかりなんだって彼女がいう。
何かをじーっとみていて、それがわたしであって欲しいけどもしそれがわたしだったら覚えているのは横顔じゃないだろうって。
僕はしののどこもかしこも見つめていたのに。
しのはすぐに恥ずかしがって目を伏せてしまうから。
何度も達した後の火照ったからだに僕のひざが触れて、しのの腰が揺れる。
僕のひざにこすり付けてイクところみせてごらんよって
目を閉じたらだめだよって僕は云うのに
しのは目に涙をにじませてすぐに目を閉じようとする。
目を伏せて
上気する頬や
開いたままで時折喘ぎの漏れる口元や
汗の浮く額の白さを
僕はいつも見ていたんだよ。
2006-05-04 22:46
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うん・・・
ごめんね・・・。
by しの (2006-05-17 04:49)