SSブログ

攻める [艶色]

「くろすけ、今日はたっぷり攻めてあげるね」


うふ、とか笑ったりして。


「・・・いったい・・・」
「たまにはね~、わたしもね~」


続きを読む


nice!(0)  コメント(2) 

かわいいなあ。 [艶色]


今朝、くろすけはとてもかわいかったです。はじめてでした。




そのあと、ふにゃふにゃになって12時まで寝てしまいました。




わたしには体力があることがわかったようです。ほほほ・・・。


nice!(0)  コメント(3) 

深く夜に沈んで [艶色]















      










わたしを抱くときくろすけは冷静で、余裕しゃくしゃく。

ちょっと意地悪にやさしく笑いながら

耳にいろいろとささやいてくる。




でも、ときどき、くろすけも余裕をなくしている・・・ことがあるのを知っている。

知っている・・・記憶に残っている・・・?

どちらも正確じゃないな・・・。

息もつけずに翻弄されたあと

記憶の空白と

淡く甘い余韻がくろすけがそうだった・・・とあとになってから語ることを許している。




覚えていることができないその時間を

呪術のように呼び返してみよう・・・と

深く夜に沈んで、静かにひとり、脚を開く。








                                                      しの


Yours [艶色]















*******************

くろすけじゃないから、これが限界です。これ以上描けぬ。

                                                      しの


Yours [艶色]















*******************

くろすけじゃないから、これが限界です。これ以上描けぬ。

                                                      しの


たなばた・・・ [艶色]


出来すぎみたいにね、くろすけが会いに行こうかなって、メールしてきてね。

七夕の日に。




もう会わない・・・そのほうがいい・・・

どっちにしても、くろすけはわたしのことなんか好きじゃないんだ・・・




って思って。




いそがしいでしょ。




って、そっけなく返事した。

それ以上書くと、思いがけない言葉がこぼれそうで怖かった。




それで、メールを出してパニックした。

もう会えない。そう思うと。




それでいいじゃないか、一緒にいれないんだし。

そういう自分と

そんなの絶対にいや。

そういう自分がいて。




短いメールを送ったね・・・。




気がついたらくろすけの腕の中にいて。




体の一番深いところから

湧き上がるような

今まで感じたことのない悦楽に

おぼれていた。




悦楽の海。

深くてやさしくはげしい海。

そこに、真珠みたいな吐息を吐きながら

ゆっくりとおぼれていった。

くろすけがわたしをゆっくりと沈めていった。




気がつくと、タオルにくるまれて

くろすけがやさしく接吻をして

わたしに命を吹き込んでくれた。




******************

そうして、わたしは生きはじめたんだよ。


たなばた・・・ [艶色]


出来すぎみたいにね、くろすけが会いに行こうかなって、メールしてきてね。

七夕の日に。




もう会わない・・・そのほうがいい・・・

どっちにしても、くろすけはわたしのことなんか好きじゃないんだ・・・




って思って。




いそがしいでしょ。




って、そっけなく返事した。

それ以上書くと、思いがけない言葉がこぼれそうで怖かった。




それで、メールを出してパニックした。

もう会えない。そう思うと。




それでいいじゃないか、一緒にいれないんだし。

そういう自分と

そんなの絶対にいや。

そういう自分がいて。




短いメールを送ったね・・・。




気がついたらくろすけの腕の中にいて。




体の一番深いところから

湧き上がるような

今まで感じたことのない悦楽に

おぼれていた。




悦楽の海。

深くてやさしくはげしい海。

そこに、真珠みたいな吐息を吐きながら

ゆっくりとおぼれていった。

くろすけがわたしをゆっくりと沈めていった。




気がつくと、タオルにくるまれて

くろすけがやさしく接吻をして

わたしに命を吹き込んでくれた。




******************

そうして、わたしは生きはじめたんだよ。


いいなり・・・ [艶色]


急激な時間の変化についていけなくて、

ふらふらしている頭を抱えながら

残暑の中、くろすけと再会したね。




空港でも車の中でも恥ずかしくて、顔が見れない。

わたしの部屋についてからも、離れて座った。




とにかくシャワーを浴び。

でてきたらソファーの上でくろすけはごろごろしてて。




わたしの名前を呼びながら、そうっとキスをしてくれた。




照れながら、疲れているから昼寝すると

子供みたいな下手な言い訳をした。

添い寝っていいだしたのはどちらだったのか。




そして、明るい太陽の光の下で

くろすけに抱かれた。

深いところからこんこんとあたたかいものが

わきあがりわきあがり、

こんなにもくろすけを求めていた・・・とわかってもらいたかった。




でも、くろすけはいじわる。




自分で楽しんでこらん・・・

どうやっていたのか見せて・・・




恥ずかしくて、できずにいると




いうことを聞かない悪い子になったの・・・




って、やさしくやさしく聞いてくる。




言いなりになってしまう。

羞恥に身動きができなくなりそうになりながら。




                                                  しの


さらさらと・・・ [艶色]


くろすけは優しい目をしていじわるをいう。




自分で足を持ってごらん。




うっとりとやさしく微笑みながら、耳にささやいてくる。

そんなことできない・・・とあがらいながら、いつも言いなりになってしまう。




いうことは何でも聞くっていったでしょ。




低い声でくろすけはわたしの左耳にささやきかける。

満月の光で淡く照らされたベッドの上で、

くろすけの言いなりに足を持つ。




恥ずかしくても自分の腕の陰に隠れることもできない。

露わになったわたしをくろすけは翻弄する。




何度も達して、許しを請うけれど

許してはもらえないまま

時間の経過もわからなくなる。




気がつくとくろすけがやさしくなでてくれている。

声を出すのも億劫で、

火照った体を冷ましたくとも

水を汲みに立つこともできない。




くろすけはやさしく水を飲ませてくれる。

くちうつしに冷たい水がのどから胸を

さらさらと冷やした。




******************

満月を見に行ったあとでね・・・。




                                                  しの


といき・・・ [艶色]

くろすけは思い通りにする。




羅針盤もなく嵐の海に投げ込まれ、高い波に何度も持ち上げられる。翻弄され、許しを請うけれど、許してはくれない。



初めて・・・のとき、終わってから、恥ずかしくて小さな声で痛みを訴えた。



うっとりと笑いながら、でも、くろすけは無慈悲に



じゃあ、もっとほぐさないとだめか。



とだけ言った。




そのとき感じた体の奥がうっとりとしびれるような無力感を、ほうっとはく吐息に覚え続けている。





                                                   しの


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。