入院準備開始 [筋腫日記]
総合病院から地域医療支援病院に転院となり、一週間後に予約が取れました。
転院先となった○○病院は最近建て替えをしたため、非常に明るくてきれいで気持ちのいい建物でした。受付もホテルか、というくらいきれい。
今まで過剰反応した薬の詳細や経過などを書いた処方箋や、生理の記録、血圧記録など必要と思われるものを持っていきました。これらは持って行ってよかったです。こういう記録はやはり治療をするうえで大切になるみたいです。婦人科なので最近の生理の日程など聞かれますし、こういうのって覚えているようで覚えていないので、記録はすごく役に立ちました。
くろすけにも診察室に入ってもらって、子宮筋腫の手術について簡単な確認や、エコー写真の確認をしました。
「ええと、この方は?」
パートナーです。任意後見人の契約も受任してもらっているので、こういう時には一緒にいてもらうんです。
「あ、そうですか」
で、あっさりとくろすけの同席は認められました。
診察結果、やはり子宮筋腫だろう、ということになりました。手術はなるべく早く受けたいことを伝え、とりあえず、血液検査、レントゲン、止血速度の検査、心電図、などを行うことになりました。検査を経て手術可能かの確認後しか手術の日程は組めないようです。止血速度の検査は手術をするうえで大事なのはわかるけれど、いきなり耳たぶに針を突き立てられてびっくりでした。心の準備をしたかった・・・。
MRIの予約が2週間後になってしまったことや、わたしの通院の都合から担当の医師が決まり、2週間後に予約を入れて終了。
検査をしたため自己負担分は10000円越え。
病院の食堂にも偵察に行ったのですが、うーん・・・微妙。ここで食べるくらいなら、ロビーにあるコンビニでお弁当を買ったほうがよさそう。職員の人たちやお見舞いの人たちがお弁当を買うためにごった返していました。そして病院のコンビニらしく、T字帯、腹帯、包帯などの品ぞろえも豊か。傘が売られているであろう所にマジックハンドと杖が売られているのも病院らしい。
その診察日より、入院に向けて準備を本格的に開始。
まずは、杖を買いました。伸縮式のものや折り畳みのものはわたしの美意識としては許容できない。そりゃ便利なのはわかります。山用であればそういうものがいい。でも、日常生活で使うものは美しいものでありたい。ネットを飛び回り、樫材で、手持ちの部分はちょっといい銘木でできていてしかも猫型のものが見つかりました。ちょっと高いけど、術後に歩くことが楽しくなるように購入。
それから、入院中の読書として、読みたいと思っていた「夜目覚物語」と「わが身にたどる姫君」を購入。これはくろすけが買ってくれました。ありがとう。
中山式指圧器も木製の復刻版が出ていて、それもくろすけが買ってくれました。うれしー。ばねが入っている金属とプラスチックのものに比べて、木製の押し具合の心地よさ。
寝間着も買いました。寝間着は着ないけれど、入院中は着ないわけにはいかないですよね。そこで、シルクのものを購入。シルクのパジャマはどうにもこうにもデザインが気に入らないものが多いのですが、その中でベージュのチェックの無難なものを購入。これが気持ちいい。シルクのパジャマ、テラ気持ちよす。くろすけも着てみて
「超すべすべ。テラフリーダム」
と言って、笑いが止まらない様子。そりゃ、太古の昔からシルクが珍重されるわけだ。
そういう入院および療養生活を気持ちよく過ごすため以外に大事なこともあります。
仕事をどうするか。
これは、勤め先がそういうことに非常に理解があるところなので問題なし。有給が休職期間以下しかないので、それなら病気休暇で健康保険の傷病手当金を利用しよう、ということになりました。事務方さんと話してちゃっちゃと手続きを済ませていきます。
傷病手当金は国民健康保険では法定給付ではありませんが、それ以外では法定給付です。休職4日目以降より給与の3分の2が給付されます。こういう制度を利用すると、本当に勤め人って強い、と思います。
また、入院の際に心配なのは入院費用の支払い。こちらは転院が決まった時に病院のHPで限度額適用認定証があれば自己負担上限額までの窓口負担で済むことを知り、保険者に請求をしました。請求して1週間もかからないで認定証は届きました。これを入院時に健康保険証と一緒に提出します。認定証の期限は一年。高額療養費は償還払いなので一度自分で自己負担分を全額払うことが必要になりますが、認定証を使えばその心配がないのです。認定証はすべての健康保険で発行しているようです。
入院中はくろすけは病院に来ることが多くなります。その分彼女の負担が増えるので、少しでも負担を減らしたい、ということで、猫の餌やり機も今使っている回転式のものではなくタンク式に買い換えました。回転式だと1日おきにセットをしなければいけないけれど、タンク式ならしばらくは放っておいても大丈夫。猫の餌をやり忘れたりしなくなるので猫にもうれしい、はず。
買って、タンクいっぱいに餌を入れて何日くらいでタンクが空になるかを見ました。約10日持つことがわかりました。
病院はPC持ち込み、WiMax利用可、なのでWiMaxも契約しました。
本日、入院の荷物を詰めたのですが、小さなスーツケース(飛行機の手荷物サイズ)二つ分になってしまいました。まあ、紅茶のためのポットなんかを持っていこうとしているのが原因かと思われます。
そんななか、くろすけの母親がなぜか手術に立ち会うと発言。これは、くろすけがその場で断ってくれました。GJ、くろすけ!
MRI検査や主治医との手術の日程打ち合わせ、くろすけが準親族と認められた話し、などは次の機会になるかと思います。結論としては、同性カップルでも、ちゃんと医師に伝えればパートナーが親族として認められる可能性が非常に高い(今回はどの病院でもそうだったし、前に乳腺内科に行った時も認められました)。なので、同性カップルは認められなくて手術の時も個人情報保護法で蚊帳の外・・・とあきらめる前に、医師に堂々と宣言してみてはいかが?
権利を認めてくれる法律がないと悲観する前に、内縁関係とかそういう民法やら法律の間隙をぬった制度を自分たちの味方にしてみて、存在をとりあえず認めさせてしまうというのもありかな~、とくろすけと話しています。
転院先となった○○病院は最近建て替えをしたため、非常に明るくてきれいで気持ちのいい建物でした。受付もホテルか、というくらいきれい。
今まで過剰反応した薬の詳細や経過などを書いた処方箋や、生理の記録、血圧記録など必要と思われるものを持っていきました。これらは持って行ってよかったです。こういう記録はやはり治療をするうえで大切になるみたいです。婦人科なので最近の生理の日程など聞かれますし、こういうのって覚えているようで覚えていないので、記録はすごく役に立ちました。
くろすけにも診察室に入ってもらって、子宮筋腫の手術について簡単な確認や、エコー写真の確認をしました。
「ええと、この方は?」
パートナーです。任意後見人の契約も受任してもらっているので、こういう時には一緒にいてもらうんです。
「あ、そうですか」
で、あっさりとくろすけの同席は認められました。
診察結果、やはり子宮筋腫だろう、ということになりました。手術はなるべく早く受けたいことを伝え、とりあえず、血液検査、レントゲン、止血速度の検査、心電図、などを行うことになりました。検査を経て手術可能かの確認後しか手術の日程は組めないようです。止血速度の検査は手術をするうえで大事なのはわかるけれど、いきなり耳たぶに針を突き立てられてびっくりでした。心の準備をしたかった・・・。
MRIの予約が2週間後になってしまったことや、わたしの通院の都合から担当の医師が決まり、2週間後に予約を入れて終了。
検査をしたため自己負担分は10000円越え。
病院の食堂にも偵察に行ったのですが、うーん・・・微妙。ここで食べるくらいなら、ロビーにあるコンビニでお弁当を買ったほうがよさそう。職員の人たちやお見舞いの人たちがお弁当を買うためにごった返していました。そして病院のコンビニらしく、T字帯、腹帯、包帯などの品ぞろえも豊か。傘が売られているであろう所にマジックハンドと杖が売られているのも病院らしい。
その診察日より、入院に向けて準備を本格的に開始。
まずは、杖を買いました。伸縮式のものや折り畳みのものはわたしの美意識としては許容できない。そりゃ便利なのはわかります。山用であればそういうものがいい。でも、日常生活で使うものは美しいものでありたい。ネットを飛び回り、樫材で、手持ちの部分はちょっといい銘木でできていてしかも猫型のものが見つかりました。ちょっと高いけど、術後に歩くことが楽しくなるように購入。
それから、入院中の読書として、読みたいと思っていた「夜目覚物語」と「わが身にたどる姫君」を購入。これはくろすけが買ってくれました。ありがとう。
中山式指圧器も木製の復刻版が出ていて、それもくろすけが買ってくれました。うれしー。ばねが入っている金属とプラスチックのものに比べて、木製の押し具合の心地よさ。
寝間着も買いました。寝間着は着ないけれど、入院中は着ないわけにはいかないですよね。そこで、シルクのものを購入。シルクのパジャマはどうにもこうにもデザインが気に入らないものが多いのですが、その中でベージュのチェックの無難なものを購入。これが気持ちいい。シルクのパジャマ、テラ気持ちよす。くろすけも着てみて
「超すべすべ。テラフリーダム」
と言って、笑いが止まらない様子。そりゃ、太古の昔からシルクが珍重されるわけだ。
そういう入院および療養生活を気持ちよく過ごすため以外に大事なこともあります。
仕事をどうするか。
これは、勤め先がそういうことに非常に理解があるところなので問題なし。有給が休職期間以下しかないので、それなら病気休暇で健康保険の傷病手当金を利用しよう、ということになりました。事務方さんと話してちゃっちゃと手続きを済ませていきます。
傷病手当金は国民健康保険では法定給付ではありませんが、それ以外では法定給付です。休職4日目以降より給与の3分の2が給付されます。こういう制度を利用すると、本当に勤め人って強い、と思います。
また、入院の際に心配なのは入院費用の支払い。こちらは転院が決まった時に病院のHPで限度額適用認定証があれば自己負担上限額までの窓口負担で済むことを知り、保険者に請求をしました。請求して1週間もかからないで認定証は届きました。これを入院時に健康保険証と一緒に提出します。認定証の期限は一年。高額療養費は償還払いなので一度自分で自己負担分を全額払うことが必要になりますが、認定証を使えばその心配がないのです。認定証はすべての健康保険で発行しているようです。
入院中はくろすけは病院に来ることが多くなります。その分彼女の負担が増えるので、少しでも負担を減らしたい、ということで、猫の餌やり機も今使っている回転式のものではなくタンク式に買い換えました。回転式だと1日おきにセットをしなければいけないけれど、タンク式ならしばらくは放っておいても大丈夫。猫の餌をやり忘れたりしなくなるので猫にもうれしい、はず。
買って、タンクいっぱいに餌を入れて何日くらいでタンクが空になるかを見ました。約10日持つことがわかりました。
病院はPC持ち込み、WiMax利用可、なのでWiMaxも契約しました。
本日、入院の荷物を詰めたのですが、小さなスーツケース(飛行機の手荷物サイズ)二つ分になってしまいました。まあ、紅茶のためのポットなんかを持っていこうとしているのが原因かと思われます。
そんななか、くろすけの母親がなぜか手術に立ち会うと発言。これは、くろすけがその場で断ってくれました。GJ、くろすけ!
MRI検査や主治医との手術の日程打ち合わせ、くろすけが準親族と認められた話し、などは次の機会になるかと思います。結論としては、同性カップルでも、ちゃんと医師に伝えればパートナーが親族として認められる可能性が非常に高い(今回はどの病院でもそうだったし、前に乳腺内科に行った時も認められました)。なので、同性カップルは認められなくて手術の時も個人情報保護法で蚊帳の外・・・とあきらめる前に、医師に堂々と宣言してみてはいかが?
権利を認めてくれる法律がないと悲観する前に、内縁関係とかそういう民法やら法律の間隙をぬった制度を自分たちの味方にしてみて、存在をとりあえず認めさせてしまうというのもありかな~、とくろすけと話しています。
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