いいなり・・・ [艶色]
急激な時間の変化についていけなくて、
ふらふらしている頭を抱えながら
残暑の中、くろすけと再会したね。
空港でも車の中でも恥ずかしくて、顔が見れない。
わたしの部屋についてからも、離れて座った。
とにかくシャワーを浴び。
でてきたらソファーの上でくろすけはごろごろしてて。
わたしの名前を呼びながら、そうっとキスをしてくれた。
照れながら、疲れているから昼寝すると
子供みたいな下手な言い訳をした。
添い寝っていいだしたのはどちらだったのか。
そして、明るい太陽の光の下で
くろすけに抱かれた。
深いところからこんこんとあたたかいものが
わきあがりわきあがり、
こんなにもくろすけを求めていた・・・とわかってもらいたかった。
でも、くろすけはいじわる。
自分で楽しんでこらん・・・
どうやっていたのか見せて・・・
恥ずかしくて、できずにいると
いうことを聞かない悪い子になったの・・・
って、やさしくやさしく聞いてくる。
言いなりになってしまう。
羞恥に身動きができなくなりそうになりながら。
しの