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だらだら・・・ [好き]


生理が始まってしまって欲求不満爆発のしのです。まったくさー。なんで、生理なんてものがあるんだ。わたしはくろすけに朝も昼も晩も夜中も愛されたいのに。くそー。




今日は、午前中に買い物をしようと町に出かけました。そうしたら、町がものすごく混んでいて駐車場にすごい行列が(といっても20台くらいだけどさ)。一応ね、海辺の風光明媚な観光地なので、春の休暇中だしそれなりに人が集まっているらしいです。仕方がないので駐車場に入らずに、地元の人しか知らない穴場に車をとめたんだけど。




その段階で、わたしはもう嫌になっています。なにが嫌って、混んでる町を歩くこととか、買い物をすることとか。スーパーに寄ろうと思っていたんだけど、そこの駐車場も混んでるだろうとか考えただけで、もういくのが嫌です。行列なんて考えただけでうんざりです。行列のできるお店なんて絶対に行きたくない。




そういうわけで、裏道を抜けて息子お勧めで借りていたDVD(History Boys)を返しに行って、本当はコーヒーが飲みたかったくろすけに、海岸の売店で買ったホット・ホワイト・チョコレートでがまんをさせて(ごめん)。混んでいない小さな生協のスーパーで必要なものだけちょこっと買って帰ってきました。




本当は、町の中にはとてもおいしいコーヒー(もちろんフェアートレードだ)を出す雰囲気のいいお店がいくつもあるのです。また今度ね。




で、海岸でふたりで座って買った飲み物を飲んでいると、カップルやら家族連れやらが来て、どいつもこいつも海に向かって石を投げ、水面をジャンプさせようとしています。石飛ばしって言うんだっけ? 一人のおっさんなど、真剣になってパートナーらしきおばさんにコーチをはじめていました。・・・どこの国にいっても人間がすることって同じですな。




それを見ているうちにくろすけが




「忍術って・・・」




にんじゅつ?




「水の上を歩くのって、足が沈まないうちに次の足を出すといいとか言うよね」




そういって考え込むくろすけ。明らかに頭の中で、足のスピードやら重力による沈む速さやら足の裏に生じる浮力やら体重と重力加速度とか計算しているに違いない顔です。




そして。




「プールに行こうよ」




「?」




「水の上を歩く練習したい」




・・・。




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The History Boys (http://www.foxsearchlight.com/thehistoryboys/)はいい映画でした。いろんな意味で。ハリウッド映画みたいに人気俳優が出てそれでお客がたくさん来るって映画ではなくて、本当に脚本がよくて演出がよくて映画としてよくできている渋い映画。イギリス映画です。




面白かったのは、なんていうか、でてくる男の人も男の子もみんなゲイなんです。オックスフォード大学やケンブリッジ大学を目指す男の子たちの受験戦争の映画の話なんだけど。笑。まあ、確かにあのあたりの人はみんなゲイだ(とかえらい偏見を丸出しにして見る。笑)。それで、まあゲイでもええやん、みたいな話です。特に同性愛が政治化されてもいなくて、当たり前の日常の一部として語られている映画です。これをボーイズラブとカテゴライズする人がいたらすごい神経だと思うわ。きっと日本ではされてると思うけどさ。笑。




映画の中で男の子たちの担当の先生の一人がゲイで学校を首になりそうになるんです。で、校長先生が秘書の女の人に言い寄っていて、それを男の子たちがネタにして校長先生を脅して、先生の首を取り消させるんです。




「先生が男の子にいいよるのも、校長が秘書に言い寄るのも、なんも違わんじゃんね」




みたいな台詞が印象的でした。




こういう風な女性同士の同性愛を描いた映画もないもんでしょうかね。同性愛が政治化されるのはなんとなく食傷気味の今日この頃です。自分でそれについて語ろうとすると政治化してしまってかまえてしまうのも、自分にうんざりです。もっと普通に当たりまえの日常の一部として淡々と語ってみたい。


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