柔らかマウス [オトナのどうぐ]
くろすけと並んで食卓に座って食後の紅茶を飲んでいました。
「ねえねえ」
と、くろすけのほうを向きながら話しかけて肩を叩こうと手を上げたら、くろすけは椅子の背もたれにもたれておっさんのようにそっくり返っていて肩を叩くのがちょっと難しい。
上げた手の処置に困ったので、とりあえずおっぱいさんの上に置いてみました。
「うら、その手はいったい・・・!」
「あ、いや、ほら、置き場に困って、おっぱいさんがちょうどいい大きさなので」
「・・・しの、おっさん・・」
「ほらほら、ちょうどマウスくらいの大きさで手のひらにすっぽり収まるサイズ」
といって、もう一度もみもみ。
「それなら、しののおっぱいさんだってマウスになるぞ」
と、くろすけがわたしのをもみもみ。
「いや、わたしのは大きいからマウスとしてはでかすぎ。ほれほれ、左クリック連打で右クリックプルダウンメニュー」
もみもみ。
「このくらい大きなマウスもあるって」
もみもみ。
「お、スクロールボタンがこんなところに」
くりくり。
「こっちにもあるぞ」
くりくり・・・。
ばかカップルでございます。
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息子はくろすけに少しずつ慣れて来ています。今日はふたりでボールを蹴ったりしていました。くろすけがリフティングをしてみせると、自分にはできない、と嘘泣きをしておりました。よしよし、とHUGをしてあげたり。笑。