買ってしまいました・・ [オトナのどうぐ]
そして、みつけたうれしさでうっかり買ってしまいました・・・。
伊豆の
しのは渋ーい時代小説買ってました。
デジタルアナログ [オトナのどうぐ]
が、わたしは携帯電話の番号はくろすけと息子と、仕事に行くときに車のシェアーをしている友人にのみ教えています。・・・ま、基本的に電波が届かないので意味ないんだけどね。くろすけにいたっては、わたしくらいにしか教えていません。そういうわけで、買い物をしていてもドライブしていても電話がかかってくるということはないものの、携帯電話はわたしたちの生活に静かに侵略をはじめたのであります(大袈裟)。
それで、とりあえず、「待ち受け画面」という言葉は知っているので、それをくろすけの写真にしたい。でも、どうやってPCから画像のデータを取り込めばいいのかわからない・・・というか、このクソ携帯電話をわたしの大事な白雪姫(白いPCなのでとりあえずそんな名前を今とっさにつけてみた。笑)にシンクロナイズするなんて、いや。ええ、この携帯電話は毒りんご。
なので、PCの画面上にくろすけの写真を呼び出して、それを携帯電話のカメラで撮りましたとさ。めでたしめでたし。
お揃いのアンティークグラス [オトナのどうぐ]
今日のひとりごとの補足など。
ずいぶん昔、イングランドの片田舎の町で毎週木曜日に開催される通称「アンティークマーケット」に行くのが好きでした。アンティークとは名ばかりで、要するにガラクタ市。
ほとんどのものはなんの価値もないガラクタで、こんなもの売るなよ、って感じなのだけど、たまーにいいものがある。しかしその掘り出し物を狙ってディーラーが早朝に買い付けに来るので、午後になってから出かけていってもいいものはなにも残っていません。
それでも時折、とてもいいものを見つけることがありました。
この左側のグラスがそのうちのひとつ。19世紀の手作りショットグラス。直径は2cmくらいで高さが4cmくらいの小さなもの。ゆがんだ形とグラスの分厚さが指になじんで心地いい。これでウィスキーをグイっとすればさぞうまかろう・・・。というわけで、1000円ほどして高かったのだけれど、800円に値切って買ってきました。なんとなく勝利って感じ。
くろすけが去年の4月5月にこちらに来ていたときに、わたしのグラスのコレクションを見せながら薀蓄を垂れていたときに、このグラスを見せました。アンティーク云々の薀蓄ははっきり言ってどうでもよかったみたいだけど、くろすけもこのグラスは気に入ったようでした。
数日後、二人で町を歩きながらいろんなお店を冷やかしていました。チャリティーショップはわたし達のお気に入りのひとつです。善意で寄付されたものがとても安く売られています。かなりガラクタが多いのですが、やはりたまに掘り出し物があります。
グラスが並べられた棚を二人で見ていました。そのとき、くろすけが
「これ、しののグラスと一緒じゃない?」
と言ってひとつのグラスを取り上げました。
「んなはずないじゃん。あれ、アンティークだよ。こんなところに手作りアンティークが50円で売られてるはず・・・」
といいながら確かめたら、正真正銘の19世紀の手作りショットグラスでした。お店の人に悪いなと思いつつ50円でそれを買いました。
そういうわけで、形は少々違うものの(手作りだから仕方ない)、お揃いのアンティークのショットグラスがそろってうれしい二人でした。
早くこのグラスでまた一緒にお酒が飲みたいですね~。
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ちなみになんでアンティークってわかるのかというと。
新しいものや真空法の機械で作られたものは底がつるっとしています。
しかし、手作りのグラスは、一度ガラスを吹いてある程度成型をしたあと、成型部分を別のさおにつけて仕上げをするので底に切り落とした跡が残るのです。
こんな感じ。この跡が手作りの証拠です。まあ、形もゆがんでて、手作り感が満々なんですが。
アンティークかどうかの見分けはガラスの質でわかります。あまり質がよくなくて気泡が無駄に入っている、というのがぶっちゃけた言い方でしょうか(笑)。
吹きガラスの作り方はこちらのページが参考になるかと思います。
祝・初プリクラ [オトナのどうぐ]
プリクラ、という名称をはじめて聞いたのは、もうかれこれ10年以上前になるのでしょうか? 日本を出て以来、10年以上日本に帰っていなかったときで完全に浦島花子となっていたわたしは、プリクラと聞いて、新手の風俗営業か、と思ったものでした(笑)。ほらほら、テレクラとかあったじゃないですか。
そんなこんなで、プリクラをしたことがないプリクラバージンのわたしでした。
くろすけも、友達に誘われてもかたくなに「魂が吸い取られるから」と断っていたそうです。そういうわけでくろすけもプリクラバージン。
以前からしてみようか、と話していたのですが、ものすごく込んでいるゲームセンターでわからないでうろうろしてほかのお客様にご迷惑をおかけしては浮世の義理が通らねぇ…と遠慮を重ねておりました。
が、先日、某所でがらがらのゲームセンターとそこにあるプリクラを発見。初プリクラを決行した二人です。
プリクラをしてみて、これは人気が続くわ、と思いました。だって、本当にすごくきれいに写るんだもん。二人ともモデルさんみたい。しかも画像サイズが小さいから、ちょっとした皺やらなんやら隠れるから、ものすごく若く写るし。
Oh, Japanese technology!
って感じです。
ヘルメット [オトナのどうぐ]
新しいヘルメットを買いました。古いのはもうぼろぼろで隙間風が冷たかったです。
お揃いの色違いで、くろすけはメタリックブルーでわたしはメタリッククロ。シールドもUVカットにして美容にも気をつけてみました。
カメラ買った。 [オトナのどうぐ]
くろすけ、明るいいい一年にしようね。その肩に今年ももたれさせてね。
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ついにデジタル一眼レフを買ってしまいました。
キヤ○ン、オ○ンパス、ニ○ンで悩んでいました。今まで持っていたレンズが使える(AFは無理だけど)ということや、ファインダーの明るさ、使い慣れた会社のもの、ということで、ニ○ンにしました。
でも、レンズはどうしてもF2.2以上の明るさのものがほしかったのです。絞りを解放にして被写界深度を絞り込んだ写真がすきなのです。できるかぎりフラッシュは使いたくない。それにはF2.8の標準レンズではどうしてもね・・・。
というわけで、レンズだけはシグマのF1.4の30mmを買いました。
一眼レフを久しぶりに使って感じたことは、写真というのは光を撮るんだなーってことでしょうか。対象になっているものではなくて、その被写体を照らす光をいかに捉えるかなんだなー、なんて、利いた風なことを考えているわたしです。
願わくば、このカメラがわたしが光を見失ったときにも、わたしの目のかわりに光を見つけてくれるものでありますように。そうして、今年一年もくろすけと明るい方向にゆっくりと歩いていけますように。
贅沢くろすけ [オトナのどうぐ]
お久しぶりです。
無事に日本にたどりつき、くろすけとまったり過ごしています。
ついた日にはくろすけの実家にお土産を届けにいき、実家暮らしのくろすけのにゃんにも西洋またたびでできたねずみをお土産に差し上げたのですが、
「しのさん、こんなものをお土産に下さるって、どういう意味かしら?」
と思いっきり嫁いびりをされてしまいました。くろすけも
「にゃんには悪気はないんだよ」
と嫁姑の確執を助長する悪い夫の典型例みたいな態度を取っているし(笑)。今度あったら、にゃんの奴を捕まえて、腹こすりまくりの刑にしてやろうと思っています(嫁姑戦争がひどくなる予感。笑)。
そんなこんなで、一緒に過ごすクリスマスも二度目です。
一緒にシャンペンを飲み、フォアグラを食べます。日本のクラッカーって脂肪分が入っているので、フォアグラにはあわないんですよね。なので、メルバトーストを作りました。魚焼き用のグリルでメルバトーストを焼くクリスマス。そして冷やすのをわすれていたシャンペンを冷凍庫に突っ込みます。
シャンペンは開けるときに絶対に絶対に吹き零れさせてはいけません。45度に傾けてそうっとコルクをひねり、自然に出てくるのを待ちます。そうして、ポンといい音をさせて出来上がり。シャンペンのコルク抜きはわたしの得意技です。なのに、シャンペンに異変が。
吹き零れるはずがないのに吹き零れてきます。どうも、冷凍庫で冷やしすぎたらしく、コルクが抜けてボトルの圧力が一気に下がった瞬間にシャンペンが凍ってしまったようでした。シャーベット状になっていたシャンペンもなかなかおいしかったです。それになによりよく冷えてるし。
フォアグラはFoie gras d'oie entierです。グースの肝臓の丸ごと。わたしが密輸(?)して来ました。まあ、フォアグラは倫理的にどうかとかいろいろ議論の余地はありますが、とにかくおいしいですよね。くろすけはフォアグラを食べながら
「やっぱりさー、缶詰とか肝臓のすり身で作ってるフォアグラはおいしくないよね。丸ごとじゃないと」
と、すごい贅沢なことを平気で口にしていました。
ま、たしかに、塩水で丸ごとゆでた肝臓をグースの油に漬け込んで上から胡椒をかけているものが一番おいしいですけどね。フォアグラの缶詰トリュフ入りとか食ってる場合じゃないですよ。
・・・と、なんだかちょっとセレブっぽいかもしれない二人のクリスマスでした。
うまきもの・・・ [オトナのどうぐ]
わたしの酒の師匠は若山牧水だ。
・・・なんていっても、別に若山牧水に詳しいわけでもなんでもないです。中学校のときに若山牧水の「白鳥は」の歌に惹かれ、本屋さんで若山牧水歌集を買いました。確かに若いころの痛いくらいの青春の歌もよかったのですが、中学生のわたしは彼の酒関係の歌にいたく心を惹かれました(そのころからおっさんやったんやなあ・・・)。
肝臓を患って呑めなくなって、でもまあちょこっとだけ呑んじゃう歌とか。
うまきもの心にならべそれこれとくらべまわせど酒にしかめや
なんかを読んで、ほほぉ、と思ったり。
やはり有名な歌は
白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり
でしょうか。今でも酒は静かに呑むもんだと思っていますので、居酒屋に行ったり、大勢でわいわいと騒ぎながら呑んだり、というのは自分としては不本意なような気もしています。カラオケとかもなんとなくあれなので、そういえば行ったことはないですね。つまみも基本的には無しです。一気飲みとかそんな酒に失礼なことをするなんて、師匠に代わってお仕置きよっ(セーラームーン調でお願いします)。でも、くろすけと一緒に呑んでるとなんだか二人で騒いだりもしています。笑。
で、まあ、ボジョレーヌボーを買ってきまして、本日(11月21日)の「ひとりごと」でぶちぶち言っていたりするんです。
お酒を呑む人の上から目線で、酒を飲まない人はわかんないよなー、みたいな感じになったりもします。でも、酒は毒の水でもあるので、アル中などになって親しい人や愛する人に迷惑をかけるような呑み方はつつしみたいものです。飲酒運転など殺人行為です。また、師匠のように43歳で肝硬変で永眠、なんてことになってくろすけを悲しませたくないです。自戒、自戒。
そんなわたしですが、若山牧水の歌の中で今でも心の中に持っているのは、次の破調の歌です。
出づるな森を、出づるな森を、死せるごときその顔を保て、出づるな森を