空飛ぶ絨毯!・・・ではない。 [オトナのどうぐ]
ベッドルームにはこの小屋に前に住んでいた人が敷き詰めたカーペットがありました。屋根裏の大きいほうの部屋のカーペットはあまりの汚さにずいぶん昔に引き剥がして、もともとの板の床を磨いてニスを塗ってあります。
くろすけがベッドルームもそうしようよ、といいます。わたしもカーペットが敷き詰められている床は好きではありません。木の床とかタイルの床が好きです。そこでふたりでカーペットを引き剥がし、床板を磨き、床板の隙間を埋め、ニスを塗る作業をしました。
ベッドルームの床はこうして板の床になったのですが、そのままではちょっと寒いので(猫が凍死をすると文句タラタラになった)、床の真ん中に置くラグを買うことにしました。ちなみに大きいほうの部屋の床にもラグがひいてあります。
というわけで、ふたりでラグを買いました。手作りのアフガン織のものです。トルコ絨毯ほど色が濃くなくてふたりとも気に入ったもの。ただ、手作りだし値段が張るのでかなり考えてしまいました。でも、カーペットは一生ものだし、くろすけと暮らすことになったら持って行くし。
ちょっと色が淡い感じなのは草木染だから。この淡い感じがいいのよね~。模様も感じがいいし。
猫が早速バリバリと引っ掻きます。でもね、うふふ。手織りのアフガンカーペットは絨毯の毛が一本一本縦糸に縛りつけてあるので猫が引っ掻いても毛が抜けないのです! どうだ!
そして、さらに手織りのカーペット(トルコ絨毯もそうだったと思う)は、「完璧なのは神様だけ」なので、必ずわざとパターンに間違いをすることになっています。
そういう話をしていたらくろすけが、
「あ、コレが間違いじゃない?」
ほんとだー。間違ってるー。
角の部分、変な小さな三角形が。笑。
また、ふたりで買ったものが増えました。高かったけど、一生大事にしようね。でも、アフガン絨毯だから空は飛ばないのよね。
空は飛ばないけど、このラグはラグマークつきです。